先日から「Why Japan is so successful at returning lost property – なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」を読んでいます。

なぜ日本では落し物が戻ってくるのか


・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(1)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(2)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(3)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(4)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(5)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(6)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(7)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(8)
・「なぜ日本では落し物が戻ってくるのか」(9)

Collectivism

集団主義

Broadly speaking, people in East Asia share collectivistic traits – prioritising others and engaging in behaviours that benefit the group – rather than individualistic traits, which are more often selfishly motivated.
大まかに言うと、東アジアの人々は集団的な特性を共有しており、他者を優先し、しばしば利己心から発する個人的行動よりも、集団に益する行動を選ぶ。

While Behrens pushed back on that generalisation earlier in her career, she believes that overall that spirit does exist.
ベアレンズ氏がかつてその一般化に抵抗していた頃、そうした特性は全体に確かにあると感じたようだ。


push back「~を後ろへ押しやる、かきあげる、後退させる、反対、抵抗」。

generalisation「一般化、一般論、概論、抽象化、汎化」。

In one study, US and Japanese mothers were asked to talk about their aspirations for their children.
ある研究で、アメリカと日本の母親たちに自身の子供に抱く願望を尋ねた。


aspiration「願望、抱負、希望」。

Behrens found that Japanese mothers would wish for their child to live a futsuu (average or ordinary) life, but you would almost never see that in Americans.
すると日本の母親は、子供には普通(平均・平凡)の人生を送って欲しいと答えたが、アメリカの母親には、そんな答えは皆無であったという。

Not all US mothers wanted their kid to be an international superstar, but it was overwhelmingly the case that desire for ordinariness was specific to Japan.
全てのアメリカ人の母親が、子供が世界的なスターになることを願っているわけではないが、普通さを求めるという特性は、圧倒的に日本人の母親に多く見られた。



「平凡が一番幸せ」というのは私の親世代、祖父母世代の口から、本当によく聞く言葉でした。

私の受ける感覚としては、親や祖父母というのは、自分の想像外の人生を子供や孫が歩むのを怖がるというか、それだと心配で仕方ないんだろうなと思います。

そういう気持ちはよく分かります。

そしてそういう親でも、子供が心から望む道であれば、普通でなくても応援してくれる方が多いのではないかと。

なので子供に普通を望む姿は日本人の集団主義というより、単純に子供の心配をする心から来るもので、日本人の母親はアメリカ人の母親よりもその度合いが強いのではないかと、そこはちょっとベアレンズ氏の見解とは違う印象を受けました。


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