先日から「The best James Bond themes that never made it to the screen – ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」を読んでいます。
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(1)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(2)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(3)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(4)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(5)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(6)
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(7)
Muse, Supremacy
ミューズ「スプレマシー」Film: Skyfall (2012)
作品:「スカイフォール(2012)」
Lost to: Adele
主題歌に決まったのは:アデル
Better than the chosen theme?: Yes in bombast, no in actual tune
実際選ばれた曲と比べて?: 前評判は良かったが、実際の曲はイマイチ
bombast「大げさ、大言壮語、仰々しい、(言葉・情報などが)誇張された」。
Most Bond-like lyric: You don’t have long/ I am on to you/ The time it has come to destroy/ Your supremacy
ボンドっぽい歌詞:お前の残り時間はわずか / お前の悪事は分かっている / ぶち壊す時が来た / お前の覇権を
supremacy「至高、至上、最高位、優越性、主権、覇権、支配権」。
Team Bond didn’t ask, but Muse might have been offering it anyway.
映画の製作陣は彼らに声をかけなかったが、ミューズ側からは提案があったかもしれない。
In a 2012 interview with the BBC, the band’s drummer Dom Howard laughed off the thought of their histrionic rock opera gracing the titles.
2012年のBBCのインタビューで、ドラマーのドム・ハワードは彼らの歴史的ロックオペラが新作を飾るという考えを笑い飛ばしている。
grace「優雅、気品、しとやかさ、上品、美点、魅力、愛嬌、親切、好意、(美しく)飾る」。
But was he really joking? “It’s got a little whisper to the Bond vibe – it all goes a bit crazy Live and Let Die in the middle.
だが本当に冗談だったのだろうか?「ボンドの感じは少し出てるね、途中で Live and Let Die っぽくなるクレイジーな曲だから。
My view is they should use it for the next James Bond film, but I don’t know what’s going on with that.
僕としては次のボンド映画はこの曲を使うべきだと思うけど、どうなることやら。
I heard Adele was doing it!”
アデルも作ってるらしいからね!」
アデルの「スカイフォール」は名曲ですから、彼女が競争相手だったことは、ミューズには少し不運だったかも。。。
しかし特にイギリスのミュージシャンにとって、ボンド映画の主題歌を担当することには特別な意味があるんだろうなと思います。
その割にイギリスのミュージシャン率は高くないんですよね。
これまでの22作品中、イギリスのミュージシャンが主題歌担当だったのは、11回。
23作目の新作「No Time to Die」はアメリカ人のビリー・アイリッシュですから、大体半々の確率で、イギリス以外の国のミュージシャンが選ばれていることになります。
シャーリー・バッシーなどは複数回主題歌を歌っていますから、将来的にアデルの再登板もあるかもしれませんね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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