先日から「The truth about Japanese tempura -「天ぷらのホントの話」を読んでいます。

天ぷらの先祖(衣をつけて揚げた豆)は、魚の代用品だった。


・「天ぷらのホントの話」(1)
・「天ぷらのホントの話」(2)
・「天ぷらのホントの話」(3)

Peixinhos da horta were often eaten during Lent or Ember days (the word ‘tempura’ comes from the Latin word tempora, a term referring to these times of fasting), when the church dictated that Catholics go meatless.
インゲン豆の揚げ物は、教会が信者に肉を断ち、祈りと断食の日とするよう命じる四旬節(「天ぷら」の語源はラテン語の「tempora」、当時は断食を指す用語)に、よく食べられていた。


Lent「四旬節、大斎節、受難節」。

Ember day「四旬節の始め、聖霊降臨祭、十字架賞賛の祝日、四季の祈りと断食の日」。

“So the way around that,” Avillez said, “[was] to batter and fry a vegetable, like the green bean.
「ですからその逃げ道として」とアビレス氏、「インゲン豆のような野菜に衣をつけて揚げたのです。

And just to add to it, we called it peixinhos do horta, little fish of the garden.
そしてそれにもう一つ付け加えて、我々はそれを peixinhos do horta、庭の小さな魚、と呼んだのです。

If you can’t eat meat for that period of time, this was a good replacement.”
肉を食べられないその期間、これが良い代替品となりました。」

And it had other functions too.
更にこれには別の働きもあった。

“When the poor couldn’t afford fish, they would eat these fried green beans as a substitute,” Avillez said.
「貧しい人々が魚を買えない時、代わりにこの揚げたインゲン豆を食べます」とアビレス氏。

And sailors would fry the beans to preserve them during long journeys, much in the way humans have been curing and salting meat for preservation purposes for centuries.
そして人間が何世紀にもわたって保存目的で肉を塩漬けしたように、船乗りたちも長旅の間、豆を揚げてそれらを保存した。


curing「硬化、凝固、固化、(肉等の保存のための)塩漬け」。


油で揚げる調理法はただ美味しいだけでなく、長期保存という意味もあったと。

フライドオニオン/ガーリックとか、野菜のチップスなどは、正にそういう事ですよね~、なるほど。

確か大航海時代の船乗りたちは、壊血病という、ビタミンの欠乏から起こる病気が深刻な問題だったとか。

それは航海中の食事では、野菜や果物が極端に不足するためで、もしかしたらこの揚げた豆は、その点でも有難い食べ物だったのかもしれませんね。


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