先日から「The truth about Japanese tempura -「天ぷらのホントの話」を読んでいます。
ポルトガル?日本?天ぷらのルーツはどっちだっけ?
・「天ぷらのホントの話」(1)
・「天ぷらのホントの話」(2)
・「天ぷらのホントの話」(3)
・「天ぷらのホントの話」(4)
Perhaps not constricted by tradition, the Japanese lightened the batter and changed up the fillings.
おそらく伝統に縛られていなかった日本人は、この揚げ衣を軽くして、中身を入れ替えた。
constrict「締めつける、圧縮する、収縮させる、抑制する、制限する」。
Today, everything from shrimp to sweet potatoes to shitake mushrooms is turned into tempura.
今日では、エビからサツマイモ、椎茸まで、全てが天ぷらになっている。
“The Japanese inherited the dish from us and they made it better,” Avillez said.
「日本人は私たちの料理を受け継ぎ、より良くしました」とアビレス氏。
Avillez said Japanese people sometimes turn up at his restaurants and see the fried bean dish and say, “Hey, Portuguese cuisine is influenced by Japanese cuisine.”
アビレス氏によれば、日本人は時々彼のレストランにやって来て、揚げた豆料理を見ると「ねえ、ポルトガル料理は日本料理の影響を受けているよ」と言うそうだ。
He added, “And that’s when I say, ‘No, in this case it’s the other way around’.”
彼は「そこで私は、いいえ、この場合それは話が逆なんです、と言うんです」と付け加えた。
the other way around「順番を逆にして」。
A Japanese-born sous chef at Avillez’s two-Michelin-starred Lisbon restaurant, Belcanto, even chose to train in Portugal instead of France because he recognised the influence on his home cuisine, particularly in peixinhos da horta.
アビレス氏のミシュラン2つ星を獲得したリスボンのレストラン、ベルカントの日本生まれのスーシェフは、特にインゲン豆の揚げ物が与えた彼の国の料理への影響を感じ、フランスの代わりにポルトガルで修行することを選んだという。
この記事を読んでいたら食べたくなって、インゲン豆の天ぷらを作ってしまいました(笑)。
「衣をつけて揚げれば大体何でも美味しい」、この精神で野菜でもチクワでも鶏肉でも、何でもござれ。
意外に天ぷらは、献立に困った時の救世主になってくれています。
ポルトガル料理が多くの国で受け入れられた理由の一つは、そういったルールに縛られない、応用が利く料理法が多いためかもしれませんね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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