BBCを英語で読む「日本の美味しい火あぶり珍味」（５）

先日から「Japan’s delicious fire-seared delicacy -「日本の美味しい火あぶり珍味」を読んでいます。

高知の楽しく美味しい市場メシ。

The cooking is quick, but with 2m flames soaring towards the ceiling, the 90 seconds can feel like an eternity for the cook, who has to simultaneously keep the fire at its most furious and turn the fish to ensure an even sear.
調理は速いが、天井に向かって2メートルもの炎が舞い上がるその90秒間、火を最も激しい状態に保つと同時に魚を回転させ、均一な焼き上がりを求められる料理人にとっては永遠のようにも感じられるだろう。

simultaneously「同時に」。

While other stalls offer it around the market, Myo Zhima is the only one preparing it so flamboyantly and publicly.
市場内の他の屋台もタタキを売っている中で、明神丸は唯一それを非常に派手に、大っぴらに売っている。

flamboyant「燃えるような、けばけばしい、派手やかな」。

It’s also the only one with its own ship and fishermen, who make daily deliveries of fresh bonito from the sea straight to the stall each morning to ensure its just-caught freshness.
更に明神丸は自前の船と漁師を持つ唯一の店で、獲れたての鮮度を守るため、毎朝海から屋台に新鮮なカツオを直送しているのだ。

ensure「確実にする、保証する、確保する、守る、安全にする」。

“Tataki is the unique specialty of Kochi and I think we’re so popular because we’re doing the cooking in front of the customers,” continued Sawada.
「タタキは高知ならではの名物で、お客さんの前でそれを調理するのが人気なんだと思います」とサワダさん。

specialty「専門、本職、得意、得手、名物、名産、特産品、特製品、特選品」。

“This is very impressive for them – around 90% of the customers take photographs.”
「その様子がとても印象的なのか、約90％のお客さんが写真を撮りますよ。」

At dinner on an average weekday there is a perpetual queue outside the Bright God, but on weekends, when diners have to squeeze inside the market, most people get a double order to avoid queueing twice.
平日普段の夕食時でも明神丸の外には絶えない行列があるが、食事客が市場にぎゅうぎゅう詰めになる週末は、ほとんどの人が２度行列に並ぶのを避けるため、いつもの二倍注文する。

平日なら一つ注文してテーブルで食べて、足りなければまた買いに行く、とするところを、週末は長蛇の列に何度も並びたくないので、お客の注文量が多くなると。

その分焼く方もフル稼働でとっても熱いし忙しい、ということなんでしょうね。

タタキ一つは90秒で仕上がるにしても、その数が10、50、100・・・となれば、シェフも大変、水分補給しながらやらないと倒れてしまいそうです。

屋台が並ぶ市場というと、シンガポールのホーカーズも有名ですよね。

焼き鳥、チキンライス、牡蠣オムレツ、焼きそば、チャーハン（こうして書くと居酒屋メニューっぽい・笑）、どれも美味しい上に手ごろな値段で感激した思い出があります。

好きな物を周りの店で買ってきて、共有のテーブルで皆で食べるのは、レストランとまた違う楽しさがあります。

ひろめ市場に行ったら、明神丸にぜひ行ってみたいものです。

Check