先日から「Lordagsgodis: Sweden’s Saturday-only candy tradition -「ルーダスゴディス:スウェーデンの“土曜日のお菓子”の伝統」を読んでいます。
・「ルーダスゴディス:スウェーデンの“土曜日のお菓子”の伝統」(1)
・「ルーダスゴディス:スウェーデンの“土曜日のお菓子”の伝統」(2)
・「ルーダスゴディス:スウェーデンの“土曜日のお菓子”の伝統」(3)
Swedbank’s research suggests the average weekly pocket money for a seven-year-old in Sweden is 20 kronor ($2.30, £1.70).
スウェドバンクの調査によると、スウェーデンの7歳児の1週間の小遣いの平均は20クローネ(約350円)。
This rises to 500 kronor a month at the age of 15, when it becomes more common for children to put this towards clothes or activities with friends, such as meals out or going to the movies.
これが15歳になると月500クローネ(約8,600円)になり、服や食事、映画鑑賞などの友人との活動に充てるのが一般的になる。
There’s strong evidence that encouraging financial responsibility from a young age is connected to healthy saving habits:
ここに若いうちから金銭的な責任感を持たせることが、健全な貯蓄習慣につながるという有力な証拠がある、
more than seven out of 10 parents surveyed by Swedbank said their children were either sometimes or always able to save part of their allowance.
先の調査で10組の親のうち7組以上が、自分の子供は小遣いの一部を貯蓄できると答えているのだ。
“Most Swedish parents increase the weekly or monthly allowance gradually, but with each increase, the children are responsible for one more thing that they must buy themselves,” explains Tegsveden Deveaux.
「ほとんどのスウェーデンの親は、週や月のお小遣いを少しずつ増やしていきますが、その度に子どもたちが自分で買うべきものが一つ増えていきます」とデヴォー氏。
The role of the state
国家の役割Americo Fernández believes parents in other countries could learn a lot from Swedes’ tendency to talk about budgeting and personal finances with children from a young age, at a time when household debt is rocketing around the world.
アメリコ・フェルナンデス氏は、世界中で家計の負債が急増している今、幼い頃から予算や家計について話し合うスウェーデン人の傾向から、他国の親たちも多くを学べるだろうと考えている。
But he says it’s important to put Swedes’ spending habits in the context of the country’s long history of social welfare and a culture that promotes individualism and independence at all ages.
しかしスウェーデン人のこの消費習慣は、国家の社会福祉の長い歴史と、個人主義・自立を全ての年齢層で促進する文化であることを加味して捉えるのが重要だと語る。
コロナのパンデミック対応でも、スウェーデンは「集団免疫」を獲得する策を選んで、多数の犠牲者が出ましたが、この記事を読むと、それも「個人主義・自立を全ての年齢層で促進する文化」からの発想だったのかなという気がしました。
国家の思想からして大人っぽいというか、ある意味辛口で、明らかに日本とは違うと感じますが、家計管理力なら多分日本も負けてない(笑)。
特にデフレが長過ぎて、財布の紐はゆるむどころか締まる一方で、もうすぐ千切れるんじゃないかというくらい。
そろそろ少し一息つきたいものですね・・・。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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