先日から「Why only children are still stereotyped as selfish and spoilt -「一人っ子はわがままで甘えん坊?」を読んでいます。

一人っ子はわがままで甘えん坊?


・「一人っ子はわがままで甘えん坊?」(1)
・「一人っ子はわがままで甘えん坊?」(2)
・「一人っ子はわがままで甘えん坊?」(3)

In the ensuing decades, even as the size of families dropped in countries including the US and UK, only children still weren’t the norm.
その後の数十年、アメリカやイギリスなどで家族の人数が減っても、一人っ子は当たり前ではなかった。

The importance of the ‘nuclear family ideal’
「核家族の理想」で重要なのは、

- which generally included at least two children
一般的に少なくとも2人の子供がいること、

- became a dominant narrative.
それが支配的な論調となった。

“Baked into our culture is the idea that the ideal family is a mom, dad and two kids.
「私たちの文化には、理想的な家族とは母親と父親と2人の子供であるという考えが焼き付いています。

At least since the 50s, any deviation from that ideal jars people,”
少なくとも50年代以降、その理想からの逸脱は人々を苦しめました」


deviation「逸脱、脱線、偏向、(磁針の)自差、偏差」。

jar「瓶(一杯)、つぼ、(陳述・行動などが)~と衝突する・食い違う、調和しない」。

says Susan Newman, US-based social psychologist, parenting expert and author of The Case for the Only Child.
と語るのはアメリカの社会心理学者であり、育児の専門家、そして「The Case for the Only Child」の著者でもあるスーザン・ニューマン氏。

Television shows like Leave It to Beaver epitomised the ideal of two parents and a few kids.
テレビ番組「ビーバーちゃん」などは、2人の両親と数人の子供という理想を象徴していた。


epitomise「典型・良い例となる、象徴する、代表的存在となる」。

At the same time, shows like Dennis the Menace – featuring a trouble-making cyclone of American boy without siblings
その一方で「わんぱくデニス」のように、問題を巻き起こす兄弟のないアメリカ人の少年を題材にした番組もあり、

- subtly reinforced the ‘problem’ of only children and their permissive, doting parents.
一人っ子とその寛容で溺愛する親の「問題」を巧みに強化していた。

Decades of media to follow reinforced – and continues to reinforce – similar ideals.
その後、何十年にもわたってメディアは同じような理想を強化し、今も強化し続けている。

The images stuck: a family just wasn’t a family with only one kid, and a good kid couldn’t be an only child.
かくして子供が一人しかいない家族なんてありえないし、一人っ子が優秀だなんてありえない、というイメージが定着する。



まあメディアの力は凄いんでしょうね~。

私が子供のころも何となく「きょうだい二人が標準」みたいな風潮はあったように思いますし、実際周囲はその家族構成が多かったです。

「あばれはっちゃく」「ケンちゃんチャコちゃん」といった子供番組でも、一家に子供は複数人が多かったので、自分は少数派なんだな~という気持ちになっていました。

でも寅さんでは、甥っ子の満男は一人っ子、結構当時としては珍しい設定だったかもしれませんね。


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