先日から「And Just Like That… is ‘awkward’ and ‘clumsy’ -「SATC続編は“ぎこちなくて不器用”」を読んでいます。


本国では12月から全10話の予定で始まったSATC続編「And Just Like That…」。

日本では2021年12月29日0時より、U-NEXTで配信開始です!


・「SATC続編は“ぎこちなくて不器用”」(1)
・「SATC続編は“ぎこちなくて不器用”」(2)
・「SATC続編は“ぎこちなくて不器用”」(3)
・「SATC続編は“ぎこちなくて不器用”」(4)

Nicole Ari Parker plays Charlotte’s friend, Lisa, a black filmmaker.
ニコール・アリ・パーカーは、シャーロットの友人で、黒人の映画監督リサを演じている。

Charlotte seems far more aware of Lisa’s race than Lisa does, which makes Charlotte look unsophisticated and Lisa one-dimensional.
シャーロットはリサよりはるかに人種を意識しているようで、それがシャーロットを野暮ったく、リサを一面的に見せている。

And the show ignores many of the ways New York has changed.
そして本作は、ニューヨークの様々な変化を無視している。

The series ended just before the economic freefall of 2008, but to this day none of those characters have any money problems.
シリーズは2008年の経済危機の直前に終了したが、現在も登場人物の誰一人としてお金に困ってはいない。

The original Sex and the City, of course, was always a fantasy of New York and of perfect friendship.
オリジナルの「セックス・アンド・ザ・シティ」は、もちろん常にニューヨークの、そして完璧な友情のファンタジーだった。

It sent mixed messages about women’s lives, leaning into sexist cliches while pretending not to.
女性の生き方について、お決まりの性差別を渋々受け入れつつも、そうでないふりをする、矛盾したメッセージを発していた。


lean into「(変えられないネガティブな事柄などを)受け入れる」。

Carrie and her friends talked a good game about being independent and valuing women’s brains, while being slavishly devoted to finding the right man, or in Samantha’s case, men.
キャリーたちは、自立していること、女性の能力を大事にすること、その一方で運命の人、サマンサの場合はオトコを見つけることに奴隷のようにのめり込むこと、についてよく語っていた。

Having it both ways, being both retro and au courant, was a big part of that series’ appeal.
古風でありながら現代的でもある、その両方がこのシリーズの大きな魅力だった。

In her final voiceover as the old Sex and the City ends, Carrie says, “The most exciting, challenging and significant relationship of all is the one you have with yourself.”
昔の「セックス・アンド・ザ・シティ」の最後のナレーションで、キャリーはこう言っている「最も刺激的で、挑戦的で、重要な関係は、自分自身との関係なのだ」と。

It wasn’t convincing then, but in its best moments And Just Like That… finally makes the line seem true.
当時は説得力がなかったが、いま最高の状態で、そしてあっさりと・・・、ついにその言葉が真実だと思えそうだ。


- 完 -

最後の文章は新シリーズのタイトル「And Just Like That…」にかけているようですね。

And Just Like That… は色んな意味に解釈出来るので、これ!と意味を一つに絞るのは難しいです。

just like that「あっさり・簡単に、そんな感じ、だしぬけに・突然に」。

多分タイトルの意味としては、あれからの私たちはいま「こんな感じになってます」、彼女たちの近況報告みたいな感覚かなと思っています。

そしてこの記事の And Just Like That… は、あの当時はピンと来なかったキャリーの「最も刺激的で、挑戦的で、重要な関係は、自分自身との関係」という言葉が「あっさり簡単に」今なら分かる。

なぜならこの新シリーズは、キャリーたち(というかキャストを含めた製作陣)にとって非常に刺激的で難しい挑戦(今のところダメダメ)であり、自分は正にいまリアルタイムでそれが感じられる「最高の状態」だから・・・という、ちょっと皮肉が利いたシメなのかな?と私は解釈しました。

でも筆者さんもなんだかんだ見てるんですよね(笑)。

なので文句言いながらも結局見ちゃう、やはりこのシリーズの引力は衰えていない!と、私なんかは逆に期待が高まりました(笑)。

「And Just Like That…」は、2021年12月29日0時よりU-NEXTにて見放題独占配信予定!
日本最大級のビデオオンデマンド<U-NEXT>無料トライアル実施中!


もし今、私が家族や友人から「どうしたら英語が手軽に学べるか?」と聞かれたら、真っ先に勧めたいのが「スタディサプリENGLISH」です。

理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。

私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!

私の英会話教材体験記