先日から「Why ‘mood shame’ is bad for you -「不機嫌な自分も嫌わないで」を読んでいます。
・「不機嫌な自分も嫌わないで」(1)
・「不機嫌な自分も嫌わないで」(2)
・「不機嫌な自分も嫌わないで」(3)
・「不機嫌な自分も嫌わないで」(4)
・「不機嫌な自分も嫌わないで」(5)
・「不機嫌な自分も嫌わないで」(6)
Scientists are still exploring the ways that our perceptions of emotions can influence physical health, as observed in the Max Planck study
マックス・プランク氏の研究で見られたように、人々の感情の知覚が身体の健康への影響の仕方は、科学者たちも探求の最中だ、
- but the growing body of research on the physiological effects of emotion appraisal already suggests some plausible mechanisms.
だが感情評価の生理的影響に関する研究の高まりは、いくつか有効と思われるメカニズムがあることを示している。
plausible「もっともらしい、まことしやかな、口先のうまい、有効と思われる、うなずける、妥当な」。
When we face a stressor that feels personally threatening, we are more likely to experience exaggerated fluctuations of hormones such as cortisol, and inflammation.
個人的な脅威を感じるストレス因子に直面すると、コルチゾールなどのホルモンの変動が誇張され、炎症が起きやすくなる。
fluctuation「動揺、波動、変動、彷徨変異(ほうこうへんい)」。
Such physiological changes could help to prepare the body for short-term danger, but if they are sustained over a long time they can lead to bodily wear and tear.
そうした生理的変化は、短期的な危険への備えとしては有効かもしれないが、長期間にわたって持続すると、身体の消耗を招くことになる。
wear and tear「すり切れ、摩滅、消耗」。
If we have the view that each bad mood is inappropriate, shameful or potentially damaging to us,
もしそれぞれの「嫌な気分」が不適切で、恥ずべきことであり、自分に損害を与える可能性があるという見方をすると、
that will compound our sense of vulnerability and isolation, which can exacerbate and prolong the physiological effects.
それは脆弱性や孤独感を増幅させ、生理的影響を悪化させたり長引かせたりすることになる。
Reappraising our emotions – so that we recognise their inherent value – can remove those additional layers of stress.
自分の感情を再認識しその価値に気づくことで、更なるストレスの積み重ねを除去できる。
It could even give us a sense of empowerment and autonomy.
それは我々に活力と自律の感覚を与えてくれる可能性さえある。
autonomy「自治(権)、自律、自主性、自治団体」。
This may moderate the physiological response as we come to terms with the feelings, and help us to recover more quickly, with overall less strain on our bodies.
そうすることで感情と折り合いをつけつつ、生理的な反応を穏やかにし、体への負担を減らしながら、より早い回復の助けになるかもしれない。
感情の受け止め方と、それによって変化する身体機能の研究が盛んになってきている。
それはつまり、研究に値する何かがあるからだろうというのが筆者の見立てのようですね。
病気の原因にストレスがよく挙げられますが、それも自分の感情を抑圧することからくるストレス、それが身体に何かの反応を起こした結果なのかなという気もします。
あまり気にし過ぎず、寝て起きたらさっぱり忘れている・・・そんな風に生きていけたら最強なんでしょうね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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