先日から「Is Japan losing its umami? -「日本は“うまみ”を失っている?」を読んでいます。

日本は“うまみ”を失っている?


・「日本は“うまみ”を失っている?」(1)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(2)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(3)
・「日本は“うまみ”を失っている?」(4)

Soy sauce is one of the world’s oldest condiments.
醤油は世界で最も古い調味料の一つである。

It originated in China roughly 2,200 years ago and is believed to have been introduced to Japan by a Buddhist monk in the mid-13th Century.
約2,200年前に中国で生まれ、日本には13世紀半ばに僧侶が伝えたとされている。

Unlike Chinese jiang, which is typically fermented in clay jars, Japanese shoyu has traditionally used wooden barrels, giving it a smoother, more aromatic taste.
土壷で発酵させる中国のジャンとは異なり、日本の醤油は伝統的に木樽を使い、より滑らかで香り高い味を実現している。

As a cheap and handy all-purpose seasoning, shoyu quickly became an indispensable staple in Japanese kitchens
安価で便利な万能調味料として、醤油は瞬く間に日本の食卓に欠かせない存在となり、

- and its role in shaping the country’s cuisine has been immense.
日本の食文化に果たした役割は計り知れない。


immense「巨大・広大・莫大な、計りしれない、限りない、すてきな、すばらしい」。

“There are many Japanese foods that would not exist today without shoyu;
「もし醤油がなかったら、今の和食には無かったであろう物はたくさんあって、

for example sushi, sukiyaki (a meat and vegetable hot pot-style dish) and tempura,” said celebrity chef and restaurant owner Masaharu Morimoto.
寿司、すき焼き、天ぷらなどはその例です」と語るのは、有名シェフでレストランオーナーの森本正治氏。

“It’s an essential ingredient.”
「なくてはならない物です。」

According to Yamamoto, since shoyu can either be used as a topping or to enhance a food’s natural flavour,
醤油はトッピングとしても、料理の味を引き立てるものとしても使えるので、

many of Japan’s regional dishes trace their roots back to how shoyu – and the bacteria that flavours it – evolved across Japan.
日本の郷土料理の多くは、醤油とその風味をつける菌が日本各地で進化したことから発している、と山本さん。



確かに「醤油が存在しない和食」は、全く想像が出来ませんね。

卵かけご飯、納豆、冷奴には何をかけるのか?

一瞬めんつゆ、と思ったけど、めんつゆも醤油がないと存在しません(笑)。

こんなに愛されているのに、本物が知られていない・・・というのは寂しいことかもしれませんね。


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