先日から「The Godfather: Have we misunderstood America’s greatest film? -「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」を読んでいます。


・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(1)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(2)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(3)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(4)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(5)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(6)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(7)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(8)

After The Godfather Part II – in which Kay abandons Michael – his next film was his 1979 Vietnam War masterpiece, Apocalypse Now (also featuring Marlon Brando).
ケイがマイケルを見放す「ゴッドファーザーPART2」の次は、1979年のベトナム戦争の傑作「地獄の黙示録」(マーロン・ブランドも出演)である。

Again, there are almost no women in it, and, again, the women who are in it are archetypes rather than nuanced characters.
またもや女性はほとんど出てこず、出てくる女性はやはりニュアンスのあるキャラクターというより、典型的なそれだ。


archetype「原型、典型」。

But, again, they are clearly on Coppola’s mind, in scenes ranging from the Playboy bunnies’ calamitous show for the troops, to the killing of “Mr Clean” (Laurence Fishburne) while he is listening to a recording of his mother’s voice.
だがプレイボーイ・バニーたちが軍隊のために行う破滅的なショーや、母親の声の録音を聞いていた “ミスター・クリーン”(ローレンス・フィッシュバーン)が殺されるシーンなど、やはりコッポラの頭の中には明らかに彼らの存在がある。


calamitous「悲惨な、悲劇的な、破滅的な、痛ましい、災難をもたらす」。

As in The Godfather, the hollow left by absent women has been filled with blood.
「ゴッドファーザー」のように、不在の女性たちが残した窪みは血で満たされる。


hollow「うつろの、中空の、へこんだ、落ち込んだ、こけた、こもった、不誠実な、うわべだけの、内容のない」。

In the extended “Redux” edit of Apocalypse Now, which Coppola completed in 2001, Martin Sheen’s Willard spends a night with a widow (Aurore Clémont) on a French plantation, who tells him:
コッポラが2001年に完成させた「地獄の黙示録」の拡張版「特別完全版」では、マーティン・シーン演じるウィラードがフランスの農園で未亡人(オーロール・クレマン)と一夜を過ごし、未亡人から次のように言われる。

“There are two of you, don’t you see? One that kills and one that loves.”
「あなたは2人いるのよ、分からない?一人は殺す者、一人は愛する者。」

Just like Michael Corleone in Sicily, he glimpses how life could be if he was one that loves rather than one that kills.
シチリアでのマイケル・コルレオーネのように、彼がもし殺す者ではなく、愛する者であれば、人生はどうあるべきかを垣間見られただろう。

But the next morning he returns to his mission on the Stygian river, on a journey away from humanity and into the heart of darkness.
しかし翌朝、彼は三途の川での任務に戻り、人間らしさを離れ、闇の奥へと向かう旅に出るのだ。


Styx「ステュクス(ギリシア神話で冥府に流れる川)、三途の川」。

Stygian「ステュクスの、地獄の、陰うつな、真っ暗な」。

- 完 -


「地獄の黙示録」を見ていないので、このパートの感想は何とも言えません。

ただ一つ、コッポラの映画では、女性が物語の原動力になるような事はほとんどなく、お飾り的な、または男性が夢見る理想的な女性として登場する事が多い、と言いたいのかなと思いました。

まあ何十年も前に作られた映画について、遡って色々言われるのも大変だなあと・・・そこに違和感を感じるのであれば、現代の受け止め方は変化している証でもあるのでしょうから、それは良い変化であると信じたいです。


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