昨日から「Oscars 2021: More strange than any other in living memory -「記憶にないほど奇妙なアカデミー賞」を読んでいます。
・「記憶にないほど奇妙なアカデミー賞」(1)
Presumably, the producers had thought that the late Chadwick Boseman would win for Ma Rainey’s Black Bottom, thus rounding off the evening on a rousing emotional note.
恐らくプロデューサーたちは、故チャドウィック・ボーズマンが「Ma Rainey’s Black Bottom」で受賞し、それで感動のうちに幕を閉じようと考えたのだろう。
rousing「鼓舞する、興奮させる、熱烈な、活発な、活況を呈する」。
But the Oscar went to Anthony Hopkins for The Father, and he wasn’t at the ceremony,
だが受賞したのは授賞式に出席していなかった「The Father」のアンソニー・ホプキンス、
so cinema’s big night closed with a black-and-white headshot of the actor, and Phoenix muttering that the Academy would accept the award on his behalf.
そのため映画の特別な一夜は、俳優のモノクロのヘッドショットと、フェニックスの「アカデミーが彼の代わりに賞を受け取る」というつぶやきで幕を閉じた。
on one’s behalf「(その人の)代理で」。
And that was it.
それでおしまい。
The show was over.
授賞式は終わり。
It was unbelievable.
信じられない。
But it was a fitting conclusion to an Oscar ceremony that had been more low-key yet more strange than any other in living memory.
だがそれは、これまでの記憶の中で最も地味で奇妙だったオスカー授賞式にふさわしい終わり方だった。
In order to keep the participants safe from coronavirus, the organisers hadn’t packed thousands of guests into the Dolby Theatre.
参加者をコロナウイルスから守るため、主催者はドルビー・シアターに何千人ものゲストを詰め込まなかった。
Instead, just 200 people were in a hall in Los Angeles’ Union Station, sitting at tables with lamps on them, in front of a low semi-circular stage.
その代わりロサンゼルスのユニオン・ステーションにあるホールに僅か200人が、低い半円形のステージを前にランプのついたテーブルに座っていた。
They were at a swanky nightclub, essentially, except without the food, drink or floor show that might have completed the effect.
洒落たナイトクラブにいるようなこの演出は、食事や飲み物、フロアショーがあれば完全なものになっただろう。
ランプのついたテーブルに観客が座っている様子は、私もニュースか何かで見ました。
確かに華やかさはなく、いつものオスカー授賞式とは違っていましたが、かといってどうすれな良かったのか。
これからもこの状態が続くとすれば、映画祭や音楽祭の演出は工夫を求めらそうですね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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