今日から「The medical power of hypnosis -「催眠術の医学的な力」を読んでいます。

催眠術の医学的な力


When David Spiegel was told his next patient was waiting for him, he didn’t need to ask the room number.
デービッド・スピーゲルは、次の患者が待っていると聞かされた時、部屋番号を尋ねる必要はなかった。

He could hear her wheezing from halfway down the hall.
ホールの半分から彼女のうめき声が聞こえてきた。

Entering the patient’s room, he saw a 16-year-old girl with red hair sitting bolt upright in bed, knuckles white, in the midst of an asthma attack.
病室に入ると、赤毛の16歳の少女がベッドに硬直して座り、拳を白く握りしめ、喘息の発作の最中であった。


sit bolt upright「背筋を伸ばして座る、硬直して座る」。

By her side, her mother was crying.
その傍らで、母親が泣いていた。

It was the third time the girl had been hospitalised for asthma in as many months.
この少女が喘息で入院するのは、この数ヶ月で3度目。

Spiegel was a medical student on a paediatric rotation at Boston Children’s Hospital in Massachusetts, US, in 1970.
スピーゲルは1970年、米国マサチューセッツ州のボストン小児病院で小児科の輪番をしていた医学生であった。


paediatric「小児科の」。

As part of his training, he was also taking a class in clinical hypnosis.
彼は研修の一環として、臨床催眠の授業も受けていた。

The young asthma patient’s medical team had already tried to dilate her airways with injections of adrenaline.
この若い喘息患者の医療チームは、すでにアドレナリン注射で気道拡張を試みていた。

After two shots, the girl’s attack was not subsiding.
2本打っても、少女の発作は収まらない。

Spiegel didn’t know what else to do.
スピーゲルには、他の手立てが浮かばない。

“Do you want to learn a breathing exercise?” he asked her.
彼は少女に「呼吸法を習うかい?」と聞いてみた。

She nodded, and so Spiegel hypnotised his first patient.
彼女はうなずき、スピーゲルは最初の患者に催眠術をかけることになった。



催眠術で少女のぜんそくを直していくことになるんでしょうか。

私も父がそうなので、発作の苦しさが想像出来ます。

早速先を読んでいきましょう!


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