今日から「How jewellery got personal -「宝石が個人の楽しみになるまで」を読んでいます。
Special powers have always been attributed to gems.
昔から宝石には特別な力があると言われている。
Early humans believed that the strange bright stones they found in mountains and on river beds, created by mysterious underground forces, were godlike.
初期の人類が山や川底で見つけた不思議な明るい石は、地下の神秘的な力によって作られた神のようなものだと信じていた。
Countless legends spanning cultures – from Ancient Greek to Aboriginal – share the notion that jewels are of divine or superhuman origin.
古代ギリシャからアボリジニに至るまで、宝石には神や超人の力が宿っているという数多くの伝説が残されている。
Amethyst was said to have been created from the tears of the Greek god Dionysus,
アメジストは、ギリシャ神話の神ディオニュソスの涙から生まれたと言い伝えられ、
and onyx from the fingernails of Venus,
オニキスはヴィーナスの指の爪から、
while for the Aboriginals of southern Australia opals were created when their ancestral God came to Earth in a rainbow.
一方、オーストラリア南部のアボリジニにとってオパールは、彼らの祖先神が虹に乗って地上に現れた時に生まれたものとされている。
Throughout history, the talismanic quality of gems has been significant.
歴史を通して宝石はお守りとしての役割が大きい。
throughout history「歴代、歴史を通して」。
Moonstone was believed to be a way of communicating with the gods;
ムーンストーンは神との交信の術と信じられ、
jade was (and still is) used to attract good fortune;
翡翠は(今もなお)幸運を呼び込む石であり、
rubies were said to help in warfare;
ルビーは戦いを助ける石、
emeralds to protect travellers, and diamonds were supposed to have powers over love and health – but could also be used as a poison.
エメラルドは旅人のお守り、ダイヤモンドは愛と健康の力を持つが、毒として使われることもあった。
Pearls were a symbol of power for kings, queens, Maharajas and Chinese Emperors.
真珠は、王や女王、マハラジャ、中国の皇帝にとって権力の象徴であった。
古代から人々は美しい宝石に特別な思い入れを抱いてきましたが、私もそんな一人かもしれません。
トルコのトプカプ宮殿には「スプーンダイヤ」と呼ばれる大きなダイヤモンドが展示されており、私もかなりじっくり見させてもらいました(笑)。
また東京の上野にデビアスのミレニアム・スターが来た時も、行列に並んで実物を拝み、こんな美しいものがあるのかと驚いた記憶があります。
ミキモト真珠島では、素晴らしい真珠のジュエリー展示を見た後に、直営の販売店の値札を見てサッサと帰ってきた記憶も(ちょっとはお安いかと期待したが無理で・笑)。
もちろんそうした逸品は手に入れる事など出来ませんが、見るだけでも地球の神秘を感じますし、魔力を秘めているような気もして、やはり魅了されてしまいます。
そんな宝石が王侯貴族から庶民の手に届くまでの道のりを早速読んでいきましょう!
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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