先日から「How to escape the tyranny of the clock -「時計の支配から逃れる方法」を読んでいます。

時計の支配から逃れる方法


・「時計の支配から逃れる方法」(1)
・「時計の支配から逃れる方法」(2)

Even if we were put in a cave without any external time cues or knowledge of day or night,
例え外部からの時間の合図や昼夜が分からない状態で洞窟に入れられたとしても、

the human body follows a roughly 24 hour cycle, known as the circadian rhythm, which is tracked by many internal molecular clocks.
人間の体は概日リズムと呼ばれるおよそ24時間の周期に従っており、多くの体内分子時計がそれを追跡している。

André Klarsfeld, a chronobiologist at ESPCI Paris-Université PSL, who studies the biological rhythms of time in organisms, says that many – if not most – cells in our body possess their own more or less autonomous clock.
パリ市立工業物理化学学校の時間生物学者で、生物の時間のリズムを研究しているアンドレ・クラルスフェルド氏によれば、私たちの体の多くの細胞は、多かれ少なかれ自律的な時計を持っているという。

If those clocks get out of sync, however, it could cause problems.
しかしその時計がもし狂えば、問題が起こることがある。

“The question is how the whole collection of clocks within an organ, and between organs, remain in sync, and what kinds of pathologies result when they don’t,” asks Klarsfeld.
「問題は、臓器内や臓器間の時計がどのように同期しているか、そして同期していない場合、どのような病態を引き起こすかです」とクラルスフェルド氏。

“We are still at a very early stage in unraveling the signals involved.”
「それに関与するシグナルの解明は、まだまだ初期の段階です。」

Holly Andersen, who studies the philosophy of science and metaphysics at Simon Fraser University in Burnaby, British Columbia,
ブリティッシュ・コロンビア州バーナビーにあるサイモン・フレーザー大学で科学哲学と形而上学を研究するホリー・アンダーセン氏も

also warns about what losing our sense of time could do to our sense of self.
時間の感覚を失うことが自己の感覚に及ぼす影響について警告を発している。

She believes it’s not possible to have conscious experience without time and the passage of time.
彼女は、時間や時間の経過なくして意識的な経験は不可能だと考えている。

Think about how your personal identity is built over time, filed away as memories.
個人的なアイデンティティは、時間をかけて構築され、思い出として保管されることを考えてみてほしい。

“These memories constitute you over time,” says Andersen.
「そうした記憶は時間の経過と共に、あなたという人物を構成します」とアンダーセン氏。

“If you lose a bunch of time you are now a different person.”
「もしその時間の束を失ったら、あなたはもう別人です。」



これまでに経てきた経験や積み重なった思い出・記憶、そういうものがその人を作り上げている。

そしてそれらは時間と、時間の経過によって蓄積されていくので、もし時間と言う概念が無かったら、自分を自分と認識する手がかりも無くなってしまう・・・と。

小さな子供に、親を始めとした周りの大人たちは色々な経験をさせてあげたいと、自然とそんな気持ちが湧くのは、もしかしたらそれがその子を形成する助けになると、本能的に感じているからかな?とちょっと思いました。

今は一人前の顔をした大人たちも、きっとかつてはそうした手助けを受けながら、自分を作り上げてきた。

そう考えるとなるべく身になる経験を、一瞬でも関わった子供たちには積んでほしいという気持ちになります。


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