ホワイトカラー シーズン4 第16話より:

around the clock
24時間やり続ける、休みなくぶっ続けで


エレンの箱を探すべく、キャロウェイの指示のもと、FBIのチームが動き出す。

この捜索にFBIが費やせる時間は2日間で、
48時間ぶっ通しで50階建てのビルをくまなく捜索する作戦である。

一方ピーターとニールはこっそりと、キャロウェイ率いるFBIチームよりも先に
しかも彼女に気づかれることなく箱を回収すべく、策を練っていた。

そうとは知らずにピーターと共に箱の捜索を指揮するキャロウェイが
チームにハッパをかけるシーンからです。

This operation will go around the clock.
この捜索は24時間ぶっ通してやるわよ。(キャロウェイ)

(中略)

All right, people, we’re on the clock.
それでは皆、早速始めて。(キャロウェイ)


around the clock は「24時間やり続ける、休みなくぶっ続けで」という意味で
2日間で捜索を完了するには、モタモタやっている暇はない、
終了時刻ぎりぎりまで、昼夜を問わず捜索し続けるよう命令しています。

そして面白いのは彼女のセリフがさりげなく「clock」で韻を踏んでいる点です。

次に来る on the clock には「勤務中、契約期間中」といった意味があり
今回の場合は「(ぶっ続け around the clock の捜索が)さあ始まるわよ」
といったニュアンスになっています。

ただ聞いているだけだと、何気なく流してしまうセリフも改めて書き出してみると
時にこういったシャレに気づくことがあるんですね。



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