昨日から「How to escape the tyranny of the clock -「時計の支配から逃れる方法」を読んでいます。

時計の支配から逃れる方法


・「時計の支配から逃れる方法」(1)

When the Norwegian island of Sommaroy declared that it was abolishing time to become the world’s first time-free zone, the story made headlines round the world.
ノルウェーのソマロイ島は、世界初のタイムフリーゾーンとして時間の廃止を宣言し、世界中で大きな話題となった。

It sounded heavenly – to leave the clock behind and do what you wanted whenever you wanted to.
時刻に縛られず、好きな時に好きなことが出来る、それは天国のような響きだ。

Fancy a swim at 4am.
午前4時に泳ぐ?

No problem.
もちろん構わない。

Unfortunately, the idea turned out to be a clever marketing stunt by Norway’s tourism agency rather than the real deal.
しかし残念ながらこの発案は、のちにノルウェー観光局による巧みなマーケティングで、本当ではないことが判明した。

But it raises a tantilising question – can we give up time?
だがこの件は、私たちは時間を放棄できるのか?という興味深い問題を提起する。

From a consciousness perspective we simply can’t lose our intrinsic awareness of time, as it’s intimately connected to our sense of self,
意識の観点から言えば、時間は自己意識と密接に結びついているため、本質的に時間を意識せずにはいられない、


intrinsic「本来備わっている、固有の、本質的な」。

explains Marc Wittmann, a psychologist at the Institute for Frontier Areas in Psychology and Mental Health in Freiburg, Germany.
と説くのはドイツの心理学・精神保健フロンティア研究所の心理学者マーク・ウィットマン氏。

“Our sense of body is also the basis of the sense of the passage of time,” says Wittmann.
「私たちの身体感覚は、時間の経過を感じるための基礎でもあります」とウィットマン氏。

“Time and our ‘self’ are modulated together.”
「時間と私たちの『自己』は共に変調するのです。」

Consider how fast time passes when you are dancing or having a good time.
ダンスや楽しい時間を過ごしているときの、あの時間の過ぎる早さ。

Being in the flow makes you lose track of time and self.
その流れの中では、人は時間や自分を見失う。

In contrast, imagine how slowly time drags at a boring meeting and how aware you are of yourself.
反対に退屈な会議では、時がたつのがどれほど遅いか、自分をどれだけ意識するかを想像してみて欲しい。



確かに何かに夢中になっているとき、心からあることを楽しんでいるとき、時間はあっという間に過ぎていきますね。

時間を持て余している時と、時間を忘れて何かに没頭している時では、人の自己意識は変わってくると。

これは私の勝手なイメージですが、哲学者に忙しい人はいない気がします。

何かをじっくり考えて深く掘り下げる・・・この作業には落ち着いた時間が必要です。

逆に人に何かを「考えさせたくない」場合は、とにかく忙しく追い立てること。

私自身も含めて現代に生きる人の多くは、ここにはまっているような気もしています。


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