先日から「Should New Zealand cats be kept indoors? -「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」を読んでいます。
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(1)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(2)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(3)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(4)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(5)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(6)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(7)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(8)
・「ニュージーランドの猫は室内で飼うべき?」(9)
New Zealand’s conservation groups are clear about one thing – they are not asking people to give up their cats, nor are they pushing for a ban on domestic cats, a move that would obviously prove controversial.
ニュージーランドの自然保護団体が明確にしていることは、人々に猫を手放すように求めているわけでも、明らかに議論を呼ぶであろう飼い猫の禁止を推進しているわけでもない、ということだ。
Cat lovers turned on Morgan’s father Gareth, a former politician who set up the Predator Free New Zealand Trust, when in 2013 he called for more management of domestic cats.
猫好きは、2013年にモーガンの父で「プレデター・フリー・ニュージーランド・トラスト」を設立した元政治家のギャレスが、飼い猫の管理を強化するよう呼びかけたことに敵意を抱いた。
The first priorities in proposed cat management plans are to microchip and neuter as many of New Zealand’s pet cats as possible.
猫の管理計画案では、まずニュージーランドの出来るだけ多くのペットの猫にマイクロチップに入れ、去勢することが優先される。
Microchipping means companion cats picked up on the streets are more likely to be reunited with owners, and less likely to become strays and potentially add to a feral cat population.
マイクロチップを装着することで、路上で拾われた猫は飼い主と再会できる可能性が高くなり、野良猫になる可能性も低くなる。
Desexing, says Geary, will ultimately have the most effect.
去勢は、最終的に最も効果があるとギアリー氏。
desex「~を去勢する、性的魅力を失わせる、中性化する、性差別的表現をなくす」。
“That’s the first hurdle to stop unwanted breeding…
「望まない繁殖を止めるには、それが最初のハードルです・・・
because the welfare organisations are constantly screaming out for people to take unwanted cats, you know, it’s a problem for everybody.
というのも愛護団体は常に、望まれない猫の引き取りを叫んでいますから、皆の問題なのです。
And if we can keep on top of the breeding, that whole stray-feral-owned cat circle can be slowed right down.
そして繁殖をコントロール出来れば、野良猫と飼い猫の輪を一気に狭めることが出来ます。
That paves the way for the hinterland to start getting some active management.”
そうすれば、後背地の積極的な管理につながる道が開けます。」
hinterland「(河岸・海岸地帯の)後背地、奥地、田舎」。
Geary adds there also need to be subsidies to help lower-income owners access de-sexing.
また低所得な飼い主も猫を去勢をできるような補助金も必要だとギアリー氏。
猫の去勢手術の費用は、日本の市区町村でも申請すると補助してもらえますよね。
確かに「デンバー動物クリニック」(アメリカの獣医師ドキュメンタリー)でも、獣医のジェフ先生はまず動物たちの避妊手術をしますし、貧しい地域に出向いてボランティアで行っていました。
人間のペットとなりうる動物については、不幸な個体を減らす一番の措置がそれであるということなんでしょうね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!