先日から「How King Charles’ diamonds reveal Earth’s deep secrets -「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」を読んでいます。

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・「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」(1)
・「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」(2)

Several lesser-known Cullinan diamonds will feature in the coronation of King Charles III, including the Cullinan III, IV and V, which were part of the late queen’s personal jewellery collection.
チャールズ3世の戴冠式では、故女王の個人的なジュエリーコレクションであったカリナンIII、IV、Vを含む、あまり知られていないカリナンダイヤモンドが使用される。

They are to be reset into a modified version of Queen Mary’s crown that will be placed on the head of Camilla, the Queen Consort, during the ceremony.
これらはメアリー女王の王冠を改造したものにリセットされ、式典でカミラ女王の頭に乗せられる予定だ。

However, before the rough diamond could have its makeover and take its place in history, it needed to be sold
だがこのダイヤモンドの原石が生まれ変わり、歴史に名を刻むには、売却される必要があり

- and London was chosen as the most promising location to do this.
そのために最も有望な場所として選ばれたのがロンドンだった。

This presented a problem:
これには問題があった:

how do you transport such a valuable stone 7,926 miles (12,755km), without it being stolen?
7,926マイル(12,755km)の道のりを、この貴重な石が盗まれないようどう運ぶべきか?

In the end, the precious rock was sent all the way from Johannesburg by ordinary registered post, at a cost of just three shillings or about 75 US Cents at the time (around £11.79 or US$13.79 today).
結局、ヨハネスブルグから普通書留で、当時3シリング、約75USセント(現在の11.79ポンド、約13.79USドル)の費用で送られることになった。

Meanwhile, a replica of the diamond made the long voyage to London by steamboat
一方ダイヤモンドのレプリカは、蒸気船でロンドンまで長い航海を続け

- it was placed conspicuously within the captain’s safe and guarded by police detectives as a decoy.
船長の金庫の中にわざわざ目立つように収め、刑事が囮となって警備した。

Amazingly, both made it to their destination.
驚くことに、どちらも目的地までたどり着いた。

After years of failing to sell, the diamond – the real version, this time
何年も売れなかったそのダイヤモンド(今度は本物)は

- was purchased by the Transvaal government for £150,000 (£20m or US$22.5m today) and gifted to King Edward VII.
トランスヴァール政府が15万ポンド(現在の2000万ポンド、2250万米ドル)で購入し、国王エドワード7世に贈られた。


「トランスヴァール」を調べたら、1800年代に現在の南アフリカ共和国周辺に、大英帝国の支配から逃れた人々が作った国とのこと。

カリナンを返して欲しいという今持ち上がっている話は、この時の関係性から出たのでしょうね。

このダイヤの原石が小包で送られた話は知っていましたが、ちゃんと囮の仕掛けもしてあったんですね(笑)。

さすがです。


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