昨日から「How King Charles’ diamonds reveal Earth’s deep secrets -「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」を読んでいます。
・「チャールズ国王のダイヤモンドが語る地球の深層」(1)
But though the Cullinan diamonds are renowned across the globe for their size and transparency, these characteristics are no accident.
カリナンダイヤモンドはその大きさと透明度の高さで世界中に知られているが、その特性は偶然ではない。
They are “Clippir” diamonds – members of a special category of the very largest and clearest examples ever found.
このダイヤモンドは「クリッパー」と呼ばれ、これまで発見された中で最も大きく、最も透明度の高いダイヤモンドの特別なカテゴリーに属する。
And there is more to them than meets the eye.
さらに彼らには見えない魅力もある。
In fact, these special diamonds are stowaways from the deep Earth
実はこの特別なダイヤモンドは、地球深部からの密航者であり
stowaway「(船・飛行機などの)密航者、無賃乗車者、無賃乗客」。
- the only objects that have ever made it out of this alien world without being changed beyond all recognition.
この異界まで唯一、姿を変えずに出てきた物質なのだ。
beyond all recognition「見分けのつかないほど」。
How did they get to the surface?
どうやって地表までたどり着いたのか?
And what can they tell us about the interior of our planet?
そして、この惑星の内部について何を語ってくれるのだろう?
Nearly 120 years after it was found, the original mega-diamond has not been forgotten.
発見から120年近く経った今も、元祖メガ・ダイヤは忘れられてはいない。
During the late Queen Elizabeth II’s funeral procession, several of the Cullinan’s descendants were placed on the Monarch’s coffin, and rode along with her
故エリザベス女王の葬儀の際には、カリナンの子孫であるダイヤが女王の棺に乗せられ、女王と道行を共にしたが、
- they were only removed as she was lowered into the royal vault.
女王が王室の地下墓所に降ろされる時まで外されなかった。
That’s because today these giant gems are part of the Crown Jewels, normally kept in the Tower of London and brought out for state events
今はこの巨大な宝石たちはクラウン・ジュエルの一部としてロンドン塔に保管され、国家的なイベントの際に持ち出されるためで
- the Cullinan I now resides in the British Sovereign’s Sceptre, while its next-largest sibling, the Cullinan II, is embedded in the Imperial State Crown.
現在、カリナンIは英国王室の王笏に、カリナンIIは王室の王冠にはめ込まれている。
sceptre「王笏」。
5月のチャールズ3世の戴冠式では、キャサリン妃が豪華なティアラの着用を控えるかも、という記事がありました。
今はそうした富や権力を誇示する装身具を見たい時ではないだろう、というイギリスの国民感情に配慮した考えとのことで、物価高騰や庶民の生活苦は世界的な規模で進んでいる印象を受けました。
日本の皇室も諸問題で揺れていますが、こうした「生まれながらの特権階級」といった存在は、ノブレス・オブリージュの精神を失えば、その存在意義も失ってしまうものかもしれません。
日本からは誰が戴冠式に行くのか、その判断は皇室の未来にとって非常に重要なものになるような気がします。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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