先日から「Want to cope with heatwaves? Look to Japan’s creative cooling solutions -「熱波への対処、日本の独創的な涼み方」を読んでいます。

熱波への対処、日本の独創的な涼み方


・「熱波への対処、日本の独創的な涼み方」(1)
・「熱波への対処、日本の独創的な涼み方」(2)
・「熱波への対処、日本の独創的な涼み方」(3)
・「熱波への対処、日本の独創的な涼み方」(4)
・「熱波への対処、日本の独創的な涼み方」(5)

Speak the language of summer

夏の言葉を話す

Not surprisingly, Japan has built an entire vocabulary around heat.
驚くにはあたらないが、日本は暑さをめぐる語彙を構築してきた。

There is a practicality to this shared language.
この共通語には実用性がある。

If someone tells you tomorrow’s weather will be kokusho (intense heat around 35C), then you’ll dress accordingly.
もし明日の天気は「酷暑(35度前後)」だと言われたら、それなりの服装をするだろう。

If they say it will be hot but bearable, thanks to a kunpuu (summer breeze), better still.
もしも暑いが「薫風(夏の風)のおかげで我慢できる」と言われれば、酷暑よりはマシと捉える。

Or if you suffer from natsubate, summer exhaustion, and want to hunker on your couch chugging Pocari Sweat, there’s a name for that activity too:
あるいは、夏バテでポカリスエットを飲んでソファーにふせっていたい、そんな行動にも名前はある、

shokibarai (roughly: “cheering the mind and body to dispel the heat”).
「暑気払い」(大雑把に言えば、暑さを吹き飛ばすべく心身を元気づける)だ。


dispel「追い散らす、払いのける、晴らす」。

Speaking of shokibarai, Cath says that in the summer, many TV channels here show endless reruns of horror films.
暑気払いといえば、夏になると多くのテレビ局がホラー映画の再放送を延々と流すとキャスは言う。

There is a belief, she explained, in the literal “chilling” power of movies that send shivers down your spine.
彼女の説明によれば、背筋がゾクゾクするような映画には、文字通り「ゾクゾクする」力があると信じられているらしい。

“I love it,” sighed Cath, “though I always regret watching them afterwards.”
「私も大好き」と、キャスはため息をついて「でも観た後いつも後悔するのよね。」

It’s no coincidence ghost stories fill screens each summer:
毎年夏になると、お化け映画がスクリーンを埋め尽くすのも偶然ではない、

Obon, an ancient festival honouring deceased loved ones, is held in August.
お盆という、故人を偲ぶ古くからの祭りが8月にあるのだ。

During this time, it’s thought that the dead temporarily walk the Earth once more.
この間、故人は一時的に再びこの世を歩くと考えられている。



夏に怪談話やホラー映画というのは何でしょうね、「ゾーッとして涼しくなる」とよく言われますが、本能的に死者たちに思いを馳せたくなる時期なのかもしれません。

日本の場合は終戦の季節でもあり、夏は明るいけれどもどこか悲しく、亡き人たちに感謝を捧げたり思い出を反芻したくなるスイッチが押されるような、そんな感覚があります。

夏の花火なども華やかで綺麗だけどはかなくて、ふっと命や物事の終わりを感じさせるような、切なさを感じます。

光が強いほど影も濃いと言いますが、その影の部分にこそ目をやってしまう、個人的にそういう感じが夏にはあります。


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