先日から「The lifelong effects of ‘the favourite child’ -「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」を読んでいます。
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(1)
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(2)
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(3)
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(4)
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(5)
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(6)
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(7)
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(8)
・「“お気に入りの子”の生涯続く影響とは」(9)
And while favouritism can haunt us even as adults, our experience of it can change subtly as we age.
贔屓は大人になってもつきまとうものだが、年齢を重ねるにつれ、その経験も微妙に変化していく。
Gilligan authored a review of studies on the impact of favouritism across the lifespan, from very young children to grown children now in their 60s or older.
ギリガン氏は、幼い子供から現在60代以上の成長した人まで、生涯にわたるえこ贔屓の影響に関する研究レビューを執筆した。
She found that there are differences in how it shows up at different stages.
彼女は、段階によってその現れ方に違いがあることを発見した。
For younger children, favouritism may be more about how much time parents spend with them compared to a sibling.
年少の子供とってのえこ贔屓の判断は、兄弟姉妹と比較して、親がどれだけ自分と一緒に時間を過ごすか、かもしれない。
For adult children, it may be more about unequal financial support.
成人した子供にとっては、経済的な支援の不平等の方がそれに当たるかもしれない。
The answer is not to treat all of one’s children exactly the same, says Kramer.
この問題に対する答えは、我が子全員を全く同じように扱うことではない、とクレイマー氏。
“It is impossible to treat kids the same in every situation, and neither do children want this,” she says.
「全ての状況下で子供たちを等しく扱うことは不可能ですし、子供たちもそれは望んでいません」と彼女。
“They want to be understood for who they are, their age, interest, gender, personality.”
「子供たちは年齢、興味、性別、性格など、ありのままの自分を理解してもらいたいのです。」
Still, being more self-aware can help parents avoid consistently causing unfair situations, she says.
それでも親がより自覚的になることで不公平な状況を避けられる、と彼女。
This is especially important as children may learn the pattern of favouritism, and as adults, apply it to their own parenting style and relationships:
これは子供たちが贔屓のパターンを学び、大人になってから自分の育児や人間関係に応用する可能性があるため、特に重要だ、
“Unless we are aware and take action to break that transmission, we are likely to engage in the same behaviour.”
「私たちが自覚し、それを断ち切るための行動を起こさない限り、同じ事をし続ける可能性が高いのです。」
子供たちをえこ贔屓の弊害から守る方法は、全員を平等に扱うことではなく、彼ら一人一人を理解するよう努める事、という点にハッとさせられました。
一人一人にきちんと関心を寄せる、ということは愛情表現であり、安心してもらう方法なんだなあ、と。
関心を寄せるって、私はあまり出来てないかもしれません。
その人を分かっているつもりでも、意外と勝手に勘違いしていたり・・・この点はよく反省して、これからに活かしたいと思いました。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!