先日から「Mottainai: In Japan, creativity is key to a no-waste ideal -「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」を読んでいます。

もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵


・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(1)
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(2)
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(3)

“Grandma grew up in a village where resources were few and snow blanketed the ground for five months out of the year,”
「おばあちゃんは、資源が少なく1年のうち5ヶ月は雪に覆われた村で育ちました」

recalled Kuwakino when I met with her in Satoyama Jujo’s kitchen, a workspace walled with colourful jars of pickled roots and herbs.
と、里山十帖のキッチン、根菜やハーブを漬けた色とりどりの瓶が壁一面に並ぶ作業スペースで会った桑木野さんは振り返った。

“She always insisted on not wasting even a single grain of rice, reminding my siblings and me of the toil and sacrifice required to grow rice,” said Kuwakino.
「彼女はいつも、米粒ひとつ無駄にしないことにこだわり、米作りに必要な労苦と犠牲を私たち兄弟に思い出させてくれました」と彼女。

“I still remember this when I eat rice and cook it for my guests.”
「私は今でもお米を食べるとき、そしてお客さんにお米を炊くとき、このことを思い出します。」

Although partial to flashy ingredients like caviar, uni and matsutake mushrooms, Kuwakino also has a knack for turning the humblest remnants into gourmet razzle-dazzle:
キャビア、ウニ、マツタケといった派手な食材を好むが、桑木野さんにはありふれた食材をグルメに変える才覚もあり、

leafy stems as decorative embellishment, fish skeletons turned into umami-packed stock and tough roots rendered into crunchy delights after a season of brining.
葉っぱの茎は飾りとして、魚の骨はうまみたっぷりのブイヨンに、かたい根っこは塩漬けにすることで歯ごたえのある美味しさに生まれ変わる。



手間を惜しまずに工夫を凝らし、出来る限り食材の全てをいただく。

これは家庭でも心がけたいことだなと思います。

まあ農薬などもあるので、まずは全てを安心して食べられる素材から吟味する必要があるのですが・・・。


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