先日から「Mottainai: In Japan, creativity is key to a no-waste ideal -「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」を読んでいます。
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(1)
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(2)
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(3)
・「もったいない:創造性こそ無駄のない理想への鍵」(4)
In the hours before dinner, Kuwakino and her team pulverise dehydrated fish bones into pungent powder
夕食前の数時間、桑木野さんと彼女のチームは脱水した魚の骨を粉砕して刺激的なパウダーを作る、
pulverise「すり潰す」。
pungent「舌や鼻を刺激する、ぴりっとする、鋭い、辛辣な」。
- fairy dust as deliciously briny as an ocean breeze.
その妖精の粉は、海風のように美味で塩辛い。
The powder enlivens buttery wagyu and bowls of rice,
そしてそれはバター風味の和牛や丼に活気を与え、
and it shines in her kenchinjiru, a soup made of freshly picked seasonal vegetables such as aubergine, mushrooms and sweet potatoes.
茄子やキノコ、サツマイモなど採れたての旬の野菜を使ったけんちん汁をも輝かせる。
A dusting of the sea-salty particles renders the vegetables, submerged in a broth the colour of oolong tea, as richly savoury as marbled o-toro.
この海の塩辛い粒子をまぶせば、ウーロン茶のような色のスープに浸かった野菜が、霜降り大トロのように風味豊かになる。
Even the peels discarded when preparing the vegetables for kenchinjiru find an afterlife.
けんちん汁用の野菜の下ごしらえで捨てる皮にも、余生がある。
Armed with a dehydrator and grinder, Kuwakino alchemises beet, squash and carrot skins into vivid orange, yellow, and crimson powders.
桑木野さんは脱水機と粉砕機を使って、ビート、カボチャ、ニンジンの皮を鮮やかなオレンジ、黄色、真紅の粉末に錬金術のごとく作り替える。
“I strive to stimulate all the senses with my food.
「料理においては五感を刺激するよう心がけています。
I love vegetable powders not only for their earthy taste but also for the splashes of colour they add to dishes,” Kuwakino explained.
野菜パウダーは土の風味だけでなく、料理に彩りを添えてくれる点が気に入っています」と彼女はいう。
野菜パウダー、とても良いアイディアだと思いますが、家庭で試すのは大変そうです(笑)。
家庭で挑戦するなら野菜の皮を干して、ミルサーで粉末にするとか、そんな感じですかね。
普段用にはちょっと手間がかかり過ぎですが、おもてなし料理の彩りなどに使ってみたいと思いました。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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