ホワイトカラー シーズン3 第1話より:

Flame is a fickle mistress.
炎は気まぐれ。


死亡したアドラーがUボートから引き上げた財宝、爆破事故で消失したと思われた財宝を、
実はニールが盗んだのでは、とピーターが疑っているのは
爆発事故の現場から、ニールが描いたと思われる絵の燃えさしが見つかったためだった。
しかしピーターが絵の燃えさしを持っているとは知らないニールは
彼がなぜ自分を疑うのか、その理由が気になり続けていたのだった。

そこでそれを探るべく理由をつけて、ピーターの留守中に彼の家を訪ねたニールは
彼の妻・エリザベスの挙動から、自分の絵の燃えさしをピーターが持っていることを悟る。

そしてそれは、モジーが爆発事故を装って財宝を奪う際に
自分が持ち出した名画の替え玉として、ニールに無断で現場に残したものであった。

今回のフレーズは、爆発で全てが灰になり、
まさかニールの絵が証拠として残るとは予想していなかったモジーのセリフです。

fickle は「気まぐれな、移り気の、浮気な」という意味で
このセリフの元ネタは恐らく

Fate is a fickle mistress.
運命の女神は気まぐれ。


という有名な一節ではないかと思います。

上手くいくと思ったけど駄目だった、もう駄目かと思ったけど何とかなった、というように
自分の力や思惑が及ばない方向に物事が転んだときに、
相手を慰めるようにも、もしくは今回のように自己弁護の意味合いでも使われる表現です。

燃えてなくなるから大丈夫と思ったけれど残っちゃったね、炎は気まぐれだね、
ということで、この事態をどうにか繕うために、ここから2人の一仕事が始まります。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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