ホワイトカラー シーズン4 第9話より:
make yourself at home
ゆっくり寛いで、気楽に過ごして
父親の事件とエレンの死の真相をどう調べるべきか?
ピーターとの約束と、サムからの圧力で板挟み状態が続くニールだったが
生前のエレンをよく知る人物であるサムに、ピーターには内緒で会うという選択をする。
そして秘密裏に自室にサムを呼んだニールの会話からです。
Can I get you something beer, wine?
ビールかワインでも飲むかい?(ニール)
No, just water, thanks.
いや、水でいいよ。(サム)
Make yourself at home.
ゆっくり寛いで。(ニール)
Thanks.
ありがとう。(サム)
make yourself at home は直訳すると「自宅のように過ごしてください」、
それが転じて「ゆっくり寛いでください、気楽に過ごして下さい」となります。
私が初めてこの make yourself at home を聞いたのは
高校時代、オーストラリアのホームステイ先でした。
ホストマザーがそう言ってくれたのですが、
彼らの示す make yourself at home の意味は、社交辞令ではなく
本当に自分の家のように冷蔵庫から好きにジュースを飲んだり、
アイスやらスナックを食べても良いし、
テレビも好きに見てね、という寛大な意味だったのです。
しかしそれが日本人には理解しがたく、戸惑うもので、
私自身は両親から(ほとんどの日本の家庭ではそうですよね)
よその家の冷蔵庫を好きに開け、中の物を勝手に飲み食いするなど
とんでもない無作法だと躾けられたこともあり、この言葉は対処に悩む一言でした。
とにかく初日にホストマザーがそう言ってくれたものの
やはり最後まで勝手に一人で冷蔵庫を開けることは出来ず、
いつも同い年の娘さんが開けるタイミングで
「私もジュースもらっていい?」なんて聞いていました。
今思えば、最初に「好きにしてね」って言ってるのに
いちいち聞いてきてメンドウだな、と思われていたに違いありません。
その後、日本に戻ってから「ビバリーヒルズ青春白書」なんかを見ていても
友達の家にフラリとやってきた子が「今日は暑いね、ジュースある?」なんて言って
冷蔵庫を開けているのを見て、
「やっぱり勝手にやってるなあ・・・」と、一応納得はしたものの、
やっぱり未だに飲み物以外、手を出しづらいんですよね。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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