ホワイトカラー シーズン4 第10話より:

pickpocket
スリ、(人の財布、金銭等を)する


ピーターとニールがスピーチ予定だったFBI捜査官を集めた講演会は、
警備システムのトラブルにより中止になったが
その背後には、FBI捜査官に扮した産業スパイが居たことが分かった。

その人物は講演会で発表される最新鋭の捜査機器情報を盗み出し
それを民間会社に高値で売りさばくべく、偽捜査官として会場に紛れ込んでいた。

そこで500人もの捜査官から、ニセモノを炙り出すべく
ピーターの発案でニールが一芝居打つことに。

それはニールが捜査官を前に彼らのIDをスッたというドッキリを仕掛け
その反応で、不審な人物を割り出そうという計画である。

万事準備が整い、何も知らない捜査官を前に、ニールが得意げにスピーチをする場面からです。

Now, I am a convicted bond forger.
私は債権偽造で有罪になっています。(ニール)

But I’m also known allegedly, for being pretty good at something else.
しかし申し立てによると、他の特技でも知られているようでして。(ニール)

And a few minutes ago, I pickpocketed one of your bureau I.D.s.
つい数分前、この中の誰かのIDを盗んだところです。(ニール)

So, who’s missing an I.D.?
どなたか、IDをなくされた方は?(ニール)


convict 「有罪を宣告する、(有罪宣告を受けた)囚人」、
allegedly 「申し立てによると、伝えられるところでは」。

そして pickpocket は「スリ、(人の財布、金銭等を)する」ということで
旅行英会話集のトラブル編などで、よく見かける単語です。

もし海外の空港到着ロビーや、お手洗い、市街地散策、公共交通機関などで

Beware of Pickpockets
スリにご用心


という警告を見かけたら、そのエリアはスリ被害の多発地域と考えて
特に気をつけましょう。



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