ブレイキング・バッド シーズン4 第8話より:
a voice in the wilderness
誰も耳を貸す人がいない(荒野の声)
ガスの店に停めてある彼の車にGPS発信機をつけて欲しい、
と言うハンクの懇願を受け
しぶしぶ協力するフリをすることにしたウォルター。
ウォルターは怪しまれないようガスの店に入り、注文を取りに来たガスに
発信機のことをさりげなく知らせる。
その知らせを受け、部下のマイクに自分の状況を調べさせたガスが
その報告を聞くシーンからです。
I did some digging around.
調べてみたぜ。(マイク)
And?
それで?(ガス)
Neither the DEA nor the APD considers you a person of interest.
DEAもAPDも、あんたを怪しいとは思っちゃいない。(マイク)
Schrader’s looking into you totally on his lonesome.
ハンク・シュレイダーただ一人があんたを調べてる。(マイク)
A voice in the wilderness.
耳を貸すヤツはいない。(マイク)
dig around 「丹念に調べる」。
neither A nor B 「AでもBでもない」。
person of interest 「重要参考人、捜査対象者」。
on one’s lonesome 「ただ一人で」。
そして a voice in the wilderness は「誰も耳を貸す人がいない(荒野の声)」ということで
ここではハンク一人がガスを怪しいと思い、嗅ぎ回っているけども
誰も彼の意見に興味を持つ人は居ない、というわけですね。
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