ブレイキング・バッド シーズン5 第3話より:

grow a pair
大人になれ、度胸をつけろ


ガスのドラッグ帝国は崩壊したが、ウォルターらはこの先もブルー・メスのビジネスを
密かに続けようと画策している。

ウォルターは自分とジェシー、ソウル、
そしてかつてはガスの右腕として、広く人脈を持っているマイクの4人で
新たなドラッグビジネスを始めようとソウルに持ちかけるが
ソウルは冷酷な面を持つマイクを心底恐れており、仲間に加える事をためらうのだった。

He said he was gonna break my legs.
彼は俺の足をへし折ると言った男だぞ。(ソウル)

And don’t tell me he didn’t mean it, okay?
本気じゃないなんて言うなよな?(ソウル)

Because he gave me the dead mackerel eyes. He meant it.
あいつ、死んだ魚みたいな目をしてやがった。奴は本気だ。(ソウル)

Saul, Mike threatened me, he threatened Jesse.
ソウル、マイクには私も脅されたし、ジェシーだって脅されてる。(ウォルター)

He probably threatened someone before breakfast this morning.
今朝だって朝飯前に誰かを脅してるかもしれない。(ウォルター)

It’s what he does.
それが彼の流儀なのさ。(ウォルター)

Come on. Grow a pair.
しっかりしろ。大人になれよ。(ウォルター)


mackerel 「サバ」、なので the dead mackerel eyes 「死んだサバ(魚)の目」となります。

これは日本語でも生気のない、どんよりした目つきの事を
“死んだ魚みたいな目”なんて言いますが、英語でも同じような感覚みたいですね。

確かにマイクの目つきは感情が読めなくて、人を不安にさせるようなところがあるので
このソウルの言い方は上手いなあと思いました。

そして grow a pair は「大人になれ、度胸をつけろ」ということで
これは直訳すると「男性のタマタマ(pair)を育てろ」、
そこから今よりもっと成長しろ、大人になれ、ビビるなといった意味になります。



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