ホワイトカラー シーズン5 第3話より:
two sides of the same coin
表裏一体
シーゲルとニールは協力し合い、コンビを組んで初の手柄を手にする。
当初はニールに対する猜疑心が強く、距離を置いた付き合いを心がけていたシーゲルだが
捜査を通してニールの人となりに触れ、少しづつ距離が縮まっていく。
自分と彼は違う道を歩んできたが、その根底には共通する物があると
シーゲルは感じるのだった。
You and me, we’re two sides of the same coin, Caffrey.
君と私、私たちは表裏一体だよ、キャフリー。(シーゲル)
You and me? How so?
俺とあんたが? どうして?(ニール)
We’re both self-made men.
お互いに自分の力でやっている。(シーゲル)
Just in different ways.
方向は違えどな。(シーゲル)
two sides of the same coin は「表裏一体」、
直訳すると「同じコインの両面」、裏と表ということになります。
self-made man 「叩き上げで出世した人、自分の力で成功している人」。
富豪一族の出身ながら、成長するにつれ世の中の不公平さに気づき
それを正したいとFBIに入ったシーゲルと
苦しい家庭環境から腕一本で世の中を渡ってきたニールは
与えられた環境を飛び出して、自分の力で人生を生きているという点で
確かに共通するものがあるかもしれません。