ザ・メンタリスト シーズン1 第15話より:
tongue in cheek
皮肉を込めて、ふざけ半分に、冗談めかして
スカーレットが死の直前に使用してしたバスルームから
Now we’re even 「これでおあいこ」と、口紅で書かれたメモが見つかっていた。
この口紅の出所を探っていたCBIチームは
その結果をリズボンに報告する。
Results on the lipstick.
口紅の検査結果が出ました。(チョウ)
No traces of D.N.A. were found,
DNAの痕跡はありませんでしたが、(チョウ)
but the color “tongue in cheek” is a limited edition,
色は「皮肉」という名の限定品で、(チョウ)
sold only in a few high-end stores.
限られた高級店でしか売っていないそうです。(チョウ)
Tongue in cheek. That’s cute.
皮肉、ね。 ステキな名前だこと。(リズボン)
tongue in cheek は「皮肉を込めて、ふざけ半分に、冗談めかして」ということで
頬の内側から舌を横につっぱる仕草を表現しています。
昔はこの仕草(ふてくされたような、不満があるような・・・)が
相手を侮蔑する行為とみなされていたようですが
今ではそんなことはなく、その昔の意味だけが残り表現として使われているようです。
He always speaks tongue in cheek, he never takes things seriously.
彼はいつも話がふざけ半分で、何事も真剣に受け止めない。
「皮肉」というと sarcastic とか、ironic という単語も浮かびますが
「嫌味な、辛辣な皮肉、風刺」といった
時には相手をグサっと刺すような意味を持つ上記と比べると
tongue in cheek は相手や物事を茶化すような感じで
よりカジュアル、口語的なニュアンスだと思います。