ママと恋に落ちるまで シーズン7 第4話より:

off base
全く間違っている、お門違い


リリーとマーシャルは生まれてくる子供のために
色々と気を使い、評判の良いクリニックにも通っているのだが
近頃テッドがどこにでもくっついて来て口出しをするので、
リリーはストレスを感じている。

リリーにはソニア先生という主治医がいるが、
テッドは彼女の妊婦に対する指導が間違っていると言い出し
先生本人にまでそれを指摘しようとする。

このテッドの振る舞いにキレたリリーは
彼にこれ以上構わないで欲しいと告げるが、
マーシャルはそれではテッドが可哀想だと言い出す。

You know… never mind.
あのさ・・・やっぱいいや。(マーシャル)

It’s just… forget it.
ちょっと・・・いや忘れて。(マーシャル)

Marshall, you’re a grown-ass man.
マーシャル、あなたもいい大人なんだから。(リリー)

If you want to say something, just say it.
言いたい事があるなら言いなさい。(リリー)

I feel bad for Ted! And if my mom were here, she would ask me what was wrong.
テッドが可哀想だ! それにもし母さんならどうしたの、って聞いてくれるよ。(マーシャル)

You feel bad for Ted?!
テッドが可哀想ですって!?(リリー)

It’s tough feeling like the third wheel.
お邪魔虫ってのはつらいもんだろ。(マーシャル)

Okay, first of all, I’m sure Ted’s fine.
あのね、まず第一にテッドなら平気よ。(リリー)

Second, Ted is way off base coming after Dr.Sonya.
第二に、ソニア先生を非難するなんてお門違いもいいところよ。(リリー)


grown-ass man は grown-up man「成人、大人」の、ちょっと乱暴な言い方で、
「いい大人のくせに」といった感覚で使われるようです。

feel bad for~「~を気の毒に思う、~に同情する」。

third wheel「お邪魔虫、余り者」
It’s tough feeling like the third wheel(余り者と感じるのはつらい事)。

そして off base は「全く間違っている、お門違い」。

これは野球用語から来ているようで、直訳すると「塁を外れる」、
それでは点を取れない、勝てないわけで、野球のプレーとしては的外れである
=「全く間違っている、お門違い」。

リリーは更に way「すごく、とんでもなく」をつけているので
way off base「とんでもない間違い」、もう話になんない、という雰囲気が感じられます。

come after~「~を(追いかけて)攻撃する、~を責める」、
直訳すると「~の後をつける、追いかける」ですが、
意味としては追いかけて捕まえて傷つける、罰するというニュアンスになります。

Ted is way off base coming after Dr.Sonya
(ソニア先生を攻撃するなんて、テッドはとんでもなくお門違い)。

テッドは勝手に Team Baby と書いたTシャツを作って着込んでいるし
育児書片手にリリーにあれは食べるな、これも駄目と細かい指示出し、
このこれでもか!の友情がアメリカン!って感じでもうムズムズしてきます(笑)。


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