keep someone in the loop
ザ・メンタリスト シーズン2 第1話より:
keep someone in the loop
仲間に入れる、(情報等を)共有する
レッド・ジョン捜査担当として新しくCBIに着任したボスコと 一対一で話し合いの機会を設けたジェーン。 彼は自分こそレッド・ジョンを誰よりも知る人間だと ボスコとの情報共有を提案するが「君は捜査官ではなく被害者だから」と あっさり断られてしまう。 さらにボスコはジェーンの家族の事件資料を読み込んでおり 鋭い言葉で彼の心を揺さぶるのだった。
How did it go with Bosco?
ボスコとの話はどうだった?(リズボン)
Good. It was very good.
良かったよ。楽しかった。(ジェーン)
We had a frank exchange of views.
お互い本音を言い合えたよ。(ジェーン)
So he's gonna keep us in the loop? それじゃ、レッド・ジョンの情報は共有出来るの?(リズボン)
No.
だめ。(ジェーン)
No?
だめって?(リズボン)
Wouldn't direct me to the bathroom if my ass was on fire.
例え僕が漏れそうでもトイレの場所は教えないってさ。(ジェーン)
exchange of views 「意見交換」。 そして keep someone in the loop は「仲間に入れる、(情報等を)共有する」ということで loop は「輪っか」、ですから「その人を輪の中に留める=仲間に入れる」となります。 リズボンは「自分たちは“ボスコの情報を共有出来る輪”(loop) に入れたのか?」と ジェーンに問いかけたわけですが、残念ながら答えは No。 それどころか、もしジェーンのお尻に火がついても(my ass was on fire)、 つまりもう漏れそう!助けて!となっても、トイレを教えたりしない、助けるもんか、 と冷たくあしらわれた事を告げています。 ジェーンは初対面の、特に男性には相手にされない事が多いようで気の毒なんですが ボスコも御多分に漏れずで、彼に必要以上にきつく当たります。 なので、何じゃこのオッサンは、と見ている方は思うんですが(笑) 最初の印象最悪のこのボスコこそ、今シーズンで最も印象深い活躍を見せることになります。