ザ・メンタリスト シーズン2 第23話より:

put one’s finger on~
~と確認する、~と特定する、思い出す


ネット動画に公開されていた女性の殺害シーンを調べているCBI。

ジェーンのプロファイリングでは
犯人は映画同好会に所属している映画オタクの可能性が高いと言う。

被害者はマーリーという名の女子大生と分かり、リグズビーとチョウが
彼女の通っていた大学の教授に話を聞きにゆくことに。

彼女の大学には犯罪心理学のゼミと、ジェーンの指摘通り映画同好会があり
そのどちらにも所属している男子学生が容疑者として浮かび上がる。

Now there’s only one name on both lists, Wesley Blankfein.
両名簿に共通する氏名が一つだけ、ブランクファイン。(チョウ)

Oh, wait. You just made a face.
おや。今しかめっ面をしましたね。(リグズビー)

Well… he is a sweet boy. Rather a good actor, actually.
その・・・彼は良い子よ。 芝居が上手なの。(教授)

But, uh, strange.
だけどどうも風変りで。(教授)

Strange? How?
風変り? どんな風に?(リグズビー)

I can’t really put my finger on it, it’s a look in his eyes…
何となくだけど、彼の目つきが・・・。(教授)


make a face 「嫌な顔をする、しかめっ面をする」。

そして put one’s finger on~ は「~と確認する、~と特定する、思い出す」という意味で
直訳すると「指をそれに置く」。

そうそう、これこれ!と対象物を見つけて指を置くようなイメージが浮かびますね。

しかしここでは教授は can’t (really) put my finger on it
「はっきり特定出来ない、分からない」と言っています。

何かおかしな点がある、引っかかる事があるが、
それが何なのか確認できない、何かがあるのは感じるというわけで
この can’t put one’s finger on it 「はっきり分からない」というフレーズも
日常会話で使われる表現だと思います。



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