ザ・メンタリスト シーズン2 第6話より:
shoot the breeze
雑談、油を売る、ヒマつぶし
レッド・ジョンの捜査を担当するボスコは
情報を共有したいというジェーンの懇願をにべもなく退け、
極秘で独自の捜査を進めている。
ボスコの態度に一旦は諦めたかに見えたジェーンだが
実はボスコのデスクに盗聴器を仕掛け、捜査の進捗状況を盗聴していた。
だがほどなくボスコに盗聴器を見つけられ
何とジェーンは捜査妨害の罪で刑務所に送られてしまう。
この事態にリズボンの部下、リグズビーとチョウは
ダメ元でボスコにジェーンを許してくれるよう嘆願に行くのだが・・・。
I know you’re busy, so I won’t take up your time shooting the breeze,
あんたも忙しいだろうから時間は取らせない、雑談もなし、(リグズビー)
beating around the bush and all.
もって回った言い方もしない。(リグズビー)
…That’s what you’re doing.
・・・今まさにお前がやってるな。(ボスコ)
We want to talk about Jane.
ジェーンのことで話したい。(リグズビー)
Look, we know that Jane crossed the line.
その、ジェーンが度を越したのは知ってる。(リグズビー)
But you help us out here and, we’ll be extremely grateful.
けどもしあんたが助けてくれたら本当に恩に着るよ。(リグズビー)
shoot the breeze は「雑談、油を売る、ヒマつぶし」という意味で
直訳すると「そよ風を撃つ」、
つまり身にならない事、たいして意味のない事=油を売る、というイメージです。
今回の場合は、本題に入る前の前置き、という意味合いになっています。
beat around the bush 「遠まわしに、回りくどく」。
cross the line 「一線を越える」。
grateful 「感謝する、ありがたく思う、恩義を感じる」。
身近でジェーンのことを見ているチームの代表として、ボスコに話をしにいく二人。
ベタベタした付き合いでは無いけども、しっかり絆がある感じが良いですね。