ザ・メンタリスト シーズン3 第9話より:

put a rush on~
~を急がせる


捜査本部を置いた地元の警察署に戻ってきたリズボンとジェーン。

留守を守っていたヴァンペルトから状況報告を受け
ようやく皆の長い一日が終わる。

現場はサクラメントから遠いため、近くに皆の宿を取ったというヴァンペルトだが
ジェーンは田舎町での滞在にどうも気乗りがしないようである。

What about forensics?
鑑識の方はどう?(リズボン)

They put a rush on the report, be here first thing in the morning.
急がせてるので、明日の朝一番に来るはずです。(ヴァンペルト)

And I booked us rooms at the nearest motel. Reasonable price.
それと近場のモーテルに部屋を取ってあります。 手ごろな値段で。(ヴァンペルト)

Good. It’s been a long day.
良かった。長い一日だったわね。(リズボン)

You all right, Jane?
どうかした、ジェーン?(リズボン)

Oh, small town motel, gas station pizza… What could be better?
いや、田舎のモーテルにガソリンスタンドのピザね・・・最高じゃないか?(リズボン)


forensic「法医学、鑑識」。

そして put a rush on~ は「~を急がせる」。

ここでは the report 「(鑑識の)報告書」を急がせると言っています。

whatあり・なしで意味がガラリと変わる

what could be better は直訳すると「これ以上何を良く出来るものか」、
それが転じて「最高、これ以上はあり得ない」という意味になります。
(ここではもちろん皮肉で言っていますが)

ですのでもし what を取って could be better となると「もっと良く出来るはず」、
すなわち「あまり良くない、満足できない、いまいち」という意味になります。

態度から察するに、ジェーンの本音はこっちなんでしょう(笑)。

ただ what を付けるか付けないかで、がらりと意味が変わる一例として
両パターンを覚えておきたい一言だと思います。



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