ザ・メンタリスト シーズン3 第20話より:
have no intention of~
~する気がない、やる気が感じられない
ラローシュの家に押し入った強盗犯と、家電修理店のフィッシャーの事件を
並行で捜査中のCBI。
だがリズボンは、ジェーンがいつになく上の空で、事件に関心を持たず
すぐにどこかに出かけてしまう事に危惧を抱いている。
そこでジェーンを呼び出し、何か悩み事でもあるのかと尋ねるのだが・・・。
Do you have any intention of actually taking part in this case?
あなた、この事件やる気があるの?(リズボン)
It’s all under control.
ちゃんと頭は働かせてるよ。(ジェーン)
Wait. You know who the killer is?
待って。 犯人に心当たりがあるの?(リズボン)
The what? Oh, the killer.
何だって? ああ、犯人か。(ジェーン)
No, I misspoke.
いや、分からない。
What’s going on with you? You’ve been acting strange since this case started.
一体どうしたのよ? この事件が起きてからずっと変よ。(リズボン)
have no intention of~ は「~する気がない、やる気が感じられない」。
intention「意向、強い決意」を持っていない=やる気が感じられない、となりますが
ここでは no が any に置き換わり have any intention of~
「~する気が少しでもあるのか、やる気があるのか」とリズボンは訊ねています。
それに対してジェーンは under control「支配下にある、しっかり制御出来ている」、
自分の頭脳はしっかり制御している、全てちゃんとやっている、と答えています。
でもこう答える時は、実は制御が出来ていなくて、尚且つそれを隠したい時が多いような・・・(笑)。
そんな“言い訳・ごまかし”としてもよく出てくる一言です。
misspoke 「(発音等の)間違い、(言葉の)言い間違い」。
もし過去に犯人が分かったと自分が言ってたなら、それは言い間違いだった、ということで
やっぱりジェーンはかなり上の空です。
この理由はのちに明かされ、しかもその理由は、シーズン5に繋がっていくという
凝った伏線になっています。
この辺りから先はドラマチックな展開が次々起こってくるので、
なるべく見ていない方にネタばれしないよう、フレーズを紹介していきたいと思います。