ゴシップガール シーズン1 第13話より:

jump down someone’s throat
(人を)強く叱責する、くってかかる、文句をつける


ブレアがチャックのみならず、ネイトともすでに関係を持っていた事、
そして今ブレアに妊娠の可能性があると知り、彼女の元に飛んできたセリーナだったが
ブレアは早く検査を受けるべきというセリーナを口論のあげく追いだしてしまう。

そして2人の騒ぎを聞きつけたブレアの母・エレノアが娘に何事かと尋ねるが
本当の事は話せるはずがなく誤魔化してしまう。

What’s wrong?
どうしたの?(エレノア)

I don’t know. I can’t be held responsible for her mood swings.
知らない。 彼女の機嫌にいちいち責任なんか持てないし。(ブレア)

(中略)

I’m very stressed.
私もストレスが溜まってる。(ブレア)

And with you and serena down my throat, I can hardly think straight,
それにセリーナもママも怒ってるおかげで、まともに頭が働かないし、(ブレア)

never mind keep food down.
食欲も失せたわ。(ブレア)


hold responsible for~ 「~の責任を負う」。

mood swings 「躁鬱、気分の浮き沈み」。

mood「気分、機嫌、感情」が swing「揺れ動く」さまということで
セリーナのコロコロ変わる機嫌の責任は負えない=付き合いきれない、と言っています。

そして jump down someone’s throat は「(人を)強く叱責する、くってかかる、文句をつける」。

しかし someone’s throat「誰かの喉に」、jump down「飛び降りる」ことが
どうしてそんな意味になるのか?由来は調べてみましたが見つかりませんでした。

ただ、このイディオムの使い方としては、叱る側(セリーナとエレノア)が
I jumped down Blair’s throat(ブレアを叱責した)、
という風に使うのではなく(文法的には間違いではないけども)
あくまでも叱られた側(ブレア)が、その事を表現する場合に使うのが正しいようです。

think straight 「頭がまともに働く、まっとうに考える」。

keep something down 「(数量、容量などが)増えないよう制限する、減らす」。

ここでは never mind keep food down
(食べ物を減らされても気にしない、遠慮なく食事を減らして良い)、
=「食欲が失せた」という解釈になります。



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