ゴシップガール シーズン2 第5話より:

get underfoot
足手まといになる、(人の)邪魔をする


セリーナとポピーが急速に親しくなる中、ブレアは孤独を深めていく。

起死回生の策として、自身の母のファッションショーに皆を誘うが断られ
意固地になっているブレアだったが、母・エレノアは広告塔として
セリーナとポピーを独断で自身のショーに強引に招待する。

エレノア直々の誘いとあって、
セリーナらは最前列の特等席でショーを観覧出来るよう取り計らわれるが
これを不服としたブレアが、席順を勝手に変えてしまい、トラブルとなる。

そしてトラブルを嗅ぎ付けてやってきたエレノアに
ブレアは厳しく叱責されるのだった。

What is the matter with you? I am so sorry, Serena.
一体どうしたっていうの? ごめんなさいね、セリーナ。(エレノア)

Would you take care of this right away, please?
あなた、悪いけど対応してあげてくれる?(エレノア、スタッフに告げる)

Could you just spare me the dramatics for one day?
今日一日で良いから、大げさに騒ぐのはやめてくれない?(エレノア)

Go backstage. Try not to get underfoot.
楽屋に戻って。 皆の邪魔にならないように。(エレノア)


spare me 「勘弁して」

dramatic 「劇的な、ドラマチックな、大げさに騒ぐ」。

ドラマチックというと響きが良いですが、
時に「大げさな反応」といった意味で使われることもあり、
ささいな事で騒ぎ立てる人を

Don’t be so dramatic!
大げさに騒がないで!


などと諫める場合にも使われる表現です。

今回のシーンでは完全にこちらの意味で、
友達同士の諍いで、自分のビジネスを壊さないで、という感じでしょうか。

そして get underfoot は「足手まといになる、(人の)邪魔をする」という意味で
文字通りに捉えると「(人の)足の下に行く」、
他の人の障害物・お荷物になるといったイメージです。

ファッションデザイナーにとってコレクションは
膨大な時間を費やすプロジェクトであり
来シーズンの売り上げを占う意味でも大切な機会です。

それを我がまま娘に潰されたのでは、確かにたまったものではありませんよね。



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