ゴシップガール シーズン2 第18話より:
take someone down
(その人の)鼻を明かす、(今の立場から)追い落とす
ブレアが仕掛けた新米教師・レイチェルへの嫌がらせは、思いもよらない余波を生む。
彼女が適当にでっち上げたレイチェルとダンの熱愛スクープは
証拠と思われるような写真が見つかったことで、俄然真実味を帯び
その結果、レイチェルは解雇に追い込まれてしまう。
それはブレアにとって胸のすく展開だったが
この騒動が何者かによってイェールに密告され、ブレアは合格内定を取り消され
次点の補欠であったネリー・ユキが繰り上げ合格となってしまう。
一部始終を校長から聞かされたブレアはネリー・ユキを密告者だと責め立てるが
彼女は何もしていないと反論されてしまう。
Everyone’s jealous of me because my life is perfect,
皆、私の人生が完璧だからって妬んでる、(ブレア)
and you’ve always been the most jealous of all.
特にあなたが誰よりもね。(ブレア)
People aren’t jealous of you, Blair. They hate you.
誰も妬んでなんかないよ、ブレア。皆あんたが嫌いなの。(ネリー・ユキ)
I didn’t call Yale, and good luck figuring out who did.
密告したのは私じゃないけど、犯人が見つかるといいわね。(ネリー・ユキ)
There are about a thousand people who would relish taking you down.
あんたを追い落とすのが楽しみな人は大勢居るだろうから。(ネリー・ユキ)
figure out 「(答えを)見つけ出す」。
relish 「(食べ物などの)風味、薬味、(物事を)味わう・楽しむ」。
ホットドッグのトッピング(刻んだピクルス)の事も relish と言うんですね。
(確かにあの薬味を加えると、ホットドッグの美味しさが増す気がします)
ここではブレアを追い落とす行為を楽しむ、という意味で使われています。
そして take someone down は「(その人の)鼻を明かす、(今の立場から)追い落とす」。
take down は「(高所から物などを)降ろす」、人を「(今の位置より下に)降ろす」
=「(その人の)鼻を明かす、(今の立場から)追い落とす」、
当人にとっては屈辱的な立場に降ろされる、転落させられる、となります。