ゴシップガール シーズン2 第19話より:

go up in flames
(希望、夢などが)ついえる、(努力などが)水の泡になる


イェール進学が絶望的となり、自暴自棄になっているブレアがチャックは心配でならない。

そこで手土産を携え、ブレアの家へ彼女の様子を見に行くと
ブレアが問題児のカーターと親密な時間を過ごしているところに出くわす。

カーターは良家の出身だが、素行の悪さで勘当され世界中をフラついている。

更にかつて悪友たちとネイトを騙して金を巻き上げようとしたり
チャックのピアジェの時計を盗むなど、
手癖が悪い上に現在も良からぬ仲間と関わりがある。

ブレアはそうしたカーターの背景を知らないまま
彼の危険な世界に足を踏み入れようとしており、それを何とか阻止したいチャックだったが・・・。

What are you doing with this insect?
こんな虫けらと何をしてる?(チャック)

Having the time of my life. Thank you very much.
楽しんでるのよ。 おかげさまで。(ブレア)

(中略)

Blair, this guy…
ブレアは、こいつはな・・・(チャック)

What? Dishonest? Bad news? He can’t be any worse than you.
何よ? 嘘つき? 危険人物? あなたよりはマシでしょ。(ブレア)

I’m the one trying to help you!
俺はお前を助けたいんだ!(チャック)

Help me? Is that what you were doing at your little gentleman’s club,
私を? あなたは紳士クラブで遊んでたんじゃないの、(ブレア)

while my life was going up in flames?
私が人生に絶望していた時に。(ブレア)

I’d rather take Carter’s help.
あなたよりカーターの助けをかりるわ。(ブレア)


insect 「昆虫、虫けらのような奴」。

日本語でもどうしようもない人、たちの悪い人を“虫けら”と言ったりしますが
どうやら英語でも同じような感覚があるみたいですね。

(I’m)having the time of my life(人生最高の時を過ごしている、最高に楽しい)。

明らかにいちゃついた後、みたいな恰好のブレアにそんな事を言われてしまうチャック。

そんな歌もありましたっけ。


The Time Of My Life は、映画「ダーティ・ダンシング」の主題歌だったと思いますが
この映画はパトリック・スウェイジが世に出た作品でもありました。

彼はこの後「ゴースト」の大ヒットでスターになっていきましたが
2009年に惜しまれつつ早逝されました。

一方ヒロイン・ベイビー役だったジェニファー・グレイは映画公開当時、
マシュー・ブロデリックと交際中で、映画公開間近に彼が死亡事故を起こしてしまいます。

その騒動が辛かったようで、ジェニファーは芸能から身を引いた生活を選び
映画のヒットを足掛かりにスターになるチャンスも棒に振ってしまいました。

余談ですがジェニファー・グレイは
マシューの現在の妻であるサラ・ジェシカ・パーカーによく似ており
2人を見比べると彼の一貫した好みが分かります。

I’m the one trying to help you(お前を助けようとしてるのはこの俺だ)、
字幕では「俺はお前を助けたい」となっていましたが、本当はもっと強い意味で
「(カーターではなく)お前を本当に助けたがっているのは俺なんだぞ」と言っています。

the one という言葉は、Sex and the City でも
キャリーとMr.ビッグのキーワードとして登場します。

キャリーが彼に Tell me I’m the one(私こそがステディな彼女だと言ってよ)と迫るも
彼はそれを拒み、キャリーは別れを決意する、というシーンがそれで
the one には、状況に応じて色々な意味が込められる事を知りました。

確かに I’m the one とか、You are the one(キャリーがMr.ビッグから欲しかった言葉)という言葉は
そこに何かの覚悟が込められている感じがして、
心が通じ合っている間柄で聞けたら嬉しい言葉だろうなと思います。

そして go up in flames は「(希望、夢などが)ついえる、(努力などが)水の泡になる」。

直訳すると「炎上する、炎に包まれ焼け落ちる」
=「積み重ねて来たものが灰と化す」というイメージが浮かびます。

ここでは my life was going up in flames(私の人生は炎に包まれていた)
=「人生に絶望した」という解釈になっています。

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