ゴシップガール シーズン2 第25話より:
to band together
一致団結して、一丸となって
セリーナらの卒業式のさなか、ゴシップガールから祝いの言葉として
各自の高校生活を象徴する不名誉な称号が送られる。
ネイトは「売春男」、ダンは「影の支配者」、チャックは「臆病者」、
ブレアは「弱虫」、セリーナは「過去の人」。
当然皆がこの称号に気を悪くしたが、中でもセリーナの腹の虫がおさまらず
今日中にゴシップガールが誰なのか突き止めようと言い出す。
Can you guys believe Gossip girl?
ゴシップガールってほんと、信じられないよね?(セリーナ)
(中略)
She can’t keep getting away with this.
このまま許しておくわけにはいかない。(セリーナ)
We all just have to band together and take her down.
皆で一致団結して、ゴシップガールを倒そうよ。(セリーナ)
Serena, we just graduated.
セリーナ、僕らもう卒業したんだよ。(ダン)
Gossip girl, high school, all these people backbiting and conniving…
ゴシップガール、高校、陰口やら悪だくみ・・・(ダン)
Don’t you think we should be moving on with our lives?
もうそういうのは終わりにして、前に進むべきじゃない?(ダン)
get away with「(悪事を働いても)逃げおおせる、罰せられずやりすごす」。
そして to band together は「一致団結して、一丸となって」。
band には「ひも、ひもで縛る、帯、帯状の物、楽団」など色々な意味がありますが
ここでは皆を一つに「ひもで縛る」=「力を合わせる、団結する」というイメージが浮かびます。
take someone down 「(その人の)鼻を明かす、(今の立場から)追い落とす」。
backbiting 「陰口、悪口」。
直訳すると「後ろ(背中)から噛みつく」、
自分の知らないところ、見えないところで攻撃されるというわけですね。
conniving 「(密かに)共謀する、悪だくみをする、(悪事を)黙認する」。
キンキンにやる気のセリーナに対し、
ダンはもうそういうのも卒業しようよ・・・と乗り気でない、普通そうですよね。
しかしこれは「ゴシップガール」という名のドラマですから
当然ここで終わるはずはありません。