ゴシップガール シーズン2 第25話より:
make a pass at~
~を口説きにかかる、~に言い寄る
ダンがカフェでヴァネッサと高校生活を懐かしがっていると、
そこへネイトがやって来る。
彼は祖父の口利きで政治の世界にコネを作るべく
この時期は女性副市長の雑用係を務めているのだが、
早速年上キラーぶりを発揮しているようだった。
What’s up, Dan, Vanessa?
元気かい? ダン、ヴァネッサ?(ネイト)
Hey, shouldn’t you be getting the deputy mayor her coffee or something?
やあ、副市長のお茶くみ係をやってるんじゃないのか?(ダン)
Well, I think she’d rather I gave her something else.
それがさ、彼女は別の物を欲しがってるみたいで。(ネイト)
Yeah, she made a pass at me.
そう、狙われてるんだ。(ネイト)
God. Is she hot?
へえっ。いい女なの?(ダン)
Actually, yeah, she is.
実はそうなんだ、かなりイケてる。(ネイト)
You’re both disgusting.
2人ともサイテーね。(ヴァネッサ)
would rather~「むしろ~したい、むしろ~の方が良い」。
she’d rather I gave her something else
(彼女は自分に[お茶より]むしろ別の物を与えてもらいたいようだ)。
つまり「副市長が僕に抱かれたがっている」という事ですが
こんな事をサラっと言えちゃう辺り、モテたことしか無い男ですな(笑)。
そして make a pass at~ は「~を口説きにかかる、~に言い寄る」。
make a pass「パスをする」、この時何をパスするかというと
「私/僕に興味ある?、良かったら私/僕とどう?」といった
多くの場合、性的な打診を相手にパスする、というイメージ、
ですから真剣な付き合いというより、短い期間の火遊びを暗示する表現だと思います。
この時点でヴァネッサはドン引きの様子ですが
男2人はイケけるだの何だの、ソッチの話ばかり。
なのでヴァネッサに disgusting「気持ち悪い、最低」と言われてしまいます。
(そりゃそうだ・笑)