ゴシップガール シーズン1 第8話より:

get smoked
圧倒的大差で負ける、銃殺される


ダンを巡って、セリーナとヴァネッサの間には微妙な空気が漂っている。

ダンにとってヴァネッサは幼馴染、セリーナは現在の恋人、
お互いがけん制し合うばかりで、なかなか上手くいかなかったが
ついに二人に和解の時が訪れる。

ブレアの誕生日パーティーで顔を合わせた二人は音楽ゲームを通して
火花を散らし合ったのち、初めてお互いの本心を打ち明け合う。

You guys just have everything in common, and I’m just getting to know him.
あなたたちは色んな共通の話題があるけど、私はまだ彼と知りあったばかり。(セリーナ)

So, you know, it can be a little intimidating.
だからつまり、あなたが少し手ごわく感じられる。(セリーナ)

(中略)

You just admitted that you find me intimidating,
私の事を手ごわいと認めるなんて、(ヴァネッサ)

so how cool does that make you?
あなたもなかなかイケてるじゃない?(ヴァネッサ)

I think you forgot to mention my superior “guitar hero” skills.
私の「ギターヒーロー」の腕前もイケてたでしょ。(セリーナ)

No, I didn’t forget that.
いいえ、それはない。(ヴァネッサ)

And at the next party, I’m asking for a rematch.
次のパーティーでもう一回やらせてもらうよ。(ヴァネッサ)

Because you were about to get smoked.
もう少しであなたの負けだったもの。(ヴァネッサ)


intimidating 「威嚇されるような、脅かされるような」。

how cool does that make you(その事があなたをどれほどカッコよく見せるだろうか)、
=「(自分を手ごわいと認めるなんて)イケてるね」という解釈です。

superior 「上位の、優れた、優勢な」。

rematch「再試合」。

about to~ 「もう少しで~だった」。

そして get smoked は直訳すると「煙(硝煙)を受けた」、
そこから「圧倒的大差で負ける、銃殺される」となります。

このシーンのヴァネッサの感じだと「もう少しであんたをぶっ倒せた」ってとこでしょうか。

このヴァネッサ役の女優さんは、撮影中、チャック役の役者さんと付き合っていたそうですが
なかなか野生的な雰囲気を持つ人だと思います。

いわゆる“平たい顔族”の私にとっては、彼女の目力だけで充分 intimidating(笑)。

在米東洋人の女性は、アイメイクが強めになる方が多いですが
こういう感じの人と対等に渡り合わなきゃならないとしたら、
そりゃアイメイクも強くしたくなりますわ・・・と思わず納得です。



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