ゴシップガール シーズン2 第16話より:

nosebleed seats
(劇場、球場等の)最上階の席


ネイトの経済問題が回復し、彼はヴァネッサを毎回素敵なデートに連れ出していたが
堅実派のヴァネッサは、毎回それでは落ち着かない。

そこで今夜は自分がネイトをオペラに招待しようと
最上部の席を2人分予約したと告げる。

ところが実はそのオペラはネイトも彼女を誘おうとしていたもので
更にネイトの一族は、劇場内の特等席をキープしているのだった。

Ever since you got your money back,
あなたのお金が戻ってから(ヴァネッサ)

you’ve been taking me to do all these Archibald-y things, which I love.
いつもリッチなデートでしょ、それって素敵だけど。(ヴァネッサ)

I just can’t keep up.
私、ちょっと気が引けちゃって。(ヴァネッサ)

So I decided to do something for us.
だから今回は私に任せて。(ヴァネッサ)

We’re going to the opera night.
オペラの夕べに行きましょうよ。(ヴァネッサ)

Wow. That is fantastic.
ワオ、凄いね。(ネイト)

They’re nosebleed seats, but at least they’re something, and I got them.
最上階の席だけど、一応ちゃんと観られるし、チケットも手配済みなの。(ヴァネッサ)


Archibald-y things(アーチボルド家っぽいデート)=リッチなデート、という解釈です。

keep up 「(相手のペースに)付いていく、追いつく」。

ここでは can’t keep up「付いていけない」、普通の家庭で暮らす彼女にとっては
ネイトのデートは毎回お金を使いすぎていて気が引ける、という感じだと思います。

そして nosebleed seats は「(劇場、球場等の)最上階の席」。

何で最上階が nosebleed 「鼻血」の席なのか、出血大サービス?かと思いきや
一説には、標高が高いと鼻血が出やすいという現象が由来とされているそうです。

at least they’re something(少なくとも何がしかの意味や価値はある)、
舞台からは遠い席だけど、それでも一応オペラは楽しめるよ、という感じでしょうか、
けなげで可愛いですね。

ヴァネッサが自分のために取った席と知り、
ネイトは自分がキープしている特等席の事を隠し、喜んで彼女の招待を受けるという
微笑ましいシーンでした。



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