「PREACHER/プリーチャー」シーズン1 第1話より:

pet peeve
(人を)いらつかせる事、いけ好かない事、しゃくの種


自身の教区内で家族に暴力をふるっている男をバーで殴り倒してしまい
留置所に入るはめになった牧師のジェシー。

ちょうどバーに居合わせたキャシディも、彼に加勢したために
共に留置所に放り込まれる。

ほどなくジェシーは釈放となり、
自分に味方をしてくれたキャシディに礼を言って別れる。

Thanks for your help back there.
さっきは助けてくれてありがとう。(ジェシー)

Yeah, well, no worries.
なあに、気にするな。(キャシディ)

Grown men playing make-believe is a bit of a pet peeve of mine,
ごっこ遊びをやってるいい年こいた野郎なんざ、俺もいけ好かない、(キャシディ)

I’ve got to be honest with you.
ぶっちゃけな。(キャシディ)

Jesse Custer.
俺はジェシーだ。(ジェシー)

I’m Cassidy. Pleased to meet you.
俺はキャシディ。 よろしくな。(キャシディ)


make believe は「見せかける、(何かの)ふりをする」
そこから「ごっこ遊び」という意味にもなります。

ジェシーとキャシディが殴ってしまった相手は
“南北戦争ごっこ”をした帰りで、軍服のコスプレをしていました。

そして pet peeve は「(人を)いらつかせる事、いけ好かない事、しゃくの種」。

pet は「ペット、愛玩動物、可愛がる対象」peeve は「いらいらさせる、怒らせる」、
つまり「自分が好き好んでいらいらする事柄」=「しゃくの種」となります。

他の人には何でもない事なのに、自分はどうもいらいらしてしまう、
自分から好き好んでムカついてしまう事、という感じでしょうか。

「スーパーナチュラル」では、地獄の王・クラウリーというキャラがいて
イギリス人の役者さんがブリティッシュアクセントで演じているんですが
このキャシディもアイルランド人、多分悪魔なのかな?という登場人物です。

重要な悪役を英国系の役者が演じていると思い出すのが
「最高の悪役(villain)は英国人役者」というジャガーのCMです。
(CMに出て来るトム・ヒドルトンの villain の響きにうっとり・・・
ヴィラン、ってカッコイイ音なんですよねぇ)。


確かに発音のおかげなのか、冷酷で頭の切れそうな悪者、という気がします。

クラウリーにしろキャシディにしろ、トム・ヒドルトンとは全く違うタイプで
軽くビール腹のオジサンなんですが、それがかえってリアルな悪人っぽくて
嫌いじゃありません(笑)。

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