ザ・メンタリスト シーズン2 第3話より:
have the guts to~
~する度胸、根性、覚悟、ガッツがある
都会の裏路地で男性の遺体が発見され、捜査に乗り出したCBIチーム。
男はマクティアという人物で、過去に複数の幼女の誘拐殺人の罪で服役の前科あり
その当時マクティア事件を担当していたのはリズボンとボスコであった。
だが今回マクティアを殺した凶器の銃から、リズボンの指紋が検出されたことで
チームは騒然となる。
任務を外され、容疑者としてボスコの取り調べを受けているリズボンを案じたチームは
ジェーンを交えて今後どうするかを話し合うのだが・・・。
What if she did kill him? What would you do?
もし彼女が殺してたとしたら? 君らはどうする?(ジェーン)
What would you do?
あんたはどうする?(チョウ)
Me? I’d walk away. But I ain’t the law.
僕? 知らんぷりするよ。警官じゃないし。(ジェーン)
Yes, we walk away.
そうよ、皆で知らんぷりすればいい。(ヴァンペルト)
Yeah.
そうだな。(チョウ)
I disagree.
俺は反対だ。(リグズビー)
Mcteer went after little children.
マクティアは幼女を付け回すような男なのよ。(ヴァンペルト)
Hey, maybe he deserved to die.
なあ、確かに死んで当然の奴だったかもしれないが。(リグズビー)
If Lisbon has the guts to kill him, she has the guts to serve her time for it.
もしリズボンが奴を殺す根性があるなら、服役する覚悟だってあるはずだ。(リグズビー)
walk away 「(その場から)立ち去る、触れずにおく、放っておく」。
そして have the guts to~ は「~する度胸、根性、覚悟、ガッツがある」ということで
gut は「内臓、はらわた」、それが複数詰まっている=腹が据わっている、根性がある、
という感じでしょうか。
ジェーン、ヴァンペルトとチョウは、リズボンがもし犯人だったとしても見逃そうと言うんですが
リグズビーはそれは駄目だと言っています。
ジェーンと感情的にリズボンをかばおうとするヴァンペルトはさておき、
かつては筋金入りの不良で少年院上がりのチョウと、
ごく普通の家庭で平和に育ったリグズビーの違いがよく表れているシーンだと思いました。