ザ・メンタリスト シーズン5 第22話より:

in a pig’s eye
決して~しない、~する事はまずない


徹夜明けのクタクタで寝込んだジェーンだったが、
レッド・ジョンの仕業と思しき事件が発生、すぐに叩き起こされる。

亡くなったのはアイリーンという女性で
実は彼女はジェーンがサーカス団に居た頃の顔馴染であった。

彼女はケイトリンという生後間もない娘と一緒だったが
娘は行方不明になっており、早速ジェーンはリズボンを伴い、
昔の仲間・サムとピートに話を聞きにゆく。

2人によるとアイリーンの夫・ロディは妻を娘を探しに言ったまま
家に戻っていないと言うのだが・・・。

They’d been having a hard time financially.
2人はお金に困っていたみたい。(サム)

(中略)

Caityln’s social worker had mentioned abuse and violence.
児童保護課の人が、ケイトリンは虐待されてたと。(リズボン)

In a pig’s eye! Social workers, eh?
でたらめだ! 奴らが何だってんだ、え? (ピート)

Last month, Roddy and Eileen had a bit of a go,
先月、ロディとアイリーンが少々喧嘩した時、(ピート)

and the cops came and they made a big deal of nothing,
警察の奴らが大騒ぎして(ピート)

and they called in child welfare.
児童福祉局を呼びやがったんだ。(ピート)

It was a bunch of nonsense.
バカげてる。(ピート)


have a hard time「困難な状況にある、苦労している」。

financially「財政的に」。

abuse「乱用する、悪用する、虐待する、ののしる、粗末に扱う」。

そして in a pig’s eye は「決して~しない、~する事はまずない」。

これとほぼ同じ意味で
in a pig’s ear「ばかげている、とてもあり得ない、ナンセンス」というのもありました。

in a pig’s eye は、in a pig’s arse(豚の尻)の婉曲表現ということで
eye、ear 等々部位は違っても in a pig’s~ と来たら
「あり得ない」という意味の可能性が高いかもしれません。

ブタちゃん=「ばか、まぬけの象徴」みたいな扱いこそ abuse って感じもしますが
日本も似た感覚がありますね(本当はとても賢い生き物らしい)。

have a go「攻撃する、喧嘩する」。

make a big deal「(些末な事に)大騒ぎする、大げさに騒ぎ立てる」。

child welfare「児童福祉」。

nonsense「くだらない事、ばかげた事、たわごと」。

母親が犠牲となり、赤ちゃんは連れ去られ、彼らは全てジェーンと過去に関わりがある、
シーズン5の最終話に相応しく、重々しい展開が続きます。


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