モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン1 第2話より:
if time permits
もし時間があれば
天才指揮者・ロドリゴの登場により、彼に立場を空け渡したトーマスは
楽団内の愛人・シンシアの提案に従って、ロドリゴと反発し合うのではなく
彼と協力体制を築こうと試みる。
ロドリゴのNYデビュー公演の演目にマーラーの8番が選ばれたと聞き
編曲を一緒にやろうと誘いをかける。
By the way, a bold choice, Mahler’s Eighth.
ところで大胆な選択だね、マーラーの8番とは。(トーマス)
You must have expensive tastes.
高級志向のようだね。(トーマス)
Yes, right.
ええ、ですね。(ロドリゴ)
Excellent, excellent.
素晴らしいよ、うん。(トーマス)
Thank you, thank you.
どうもどうも。(ロドリゴ)
Um, I was just thinking…
それで、考えたんだが・・・(トーマス)
If time permits, maybe we could share some arrangement ideas.
もし時間があれば、編曲の相談でもしないか。(トーマス)
Yes. I would love that, maestro.
ええ。 ぜひともお願いします。(ロドリゴ)
expensive taste「高級(品)志向、美意識が高い」。
そして if time permits は「もし時間があれば」。
直訳すると「もし時間が許せば」ということで、直訳でも違和感ありませんが
他にも if ~ permits を用いて
・if weather permits「もし天候が良ければ」
・if your schedule permits「もしご都合がよろしければ」
といった表現もあります。
何と使いたい時が多い「~が良ければ・よろしければ」は
英語では「~が許せば・許可すれば」と表現する、
この発想はちょっとすぐには浮かびませんよね。
if ~ permits「もし~よろしければ」のパターンとして
ひとまず上記3つくらいは覚えておくと役立ちそうです。
arrangement は「整理、配置、取り合わせ、取り決め、準備、手配、編曲」等々
たくさんの意味があり、ここでは「編曲」という意味で使われています。
トーマスを演じているのは「ザ・メンタリスト」で
新興宗教ヴィジュアライズの代表者・スタイルズ役だった人で
プライドが高く、気難しそうな役がハマっています。
そろそろ、傍目には上品そうなクラシック演奏家たちの
ドロドロした人間関係が出てきそう・・・面白くなってきました(笑)。
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