スタートアップ シーズン1 第8話より:
on the take
賄賂を受けて、自己利益を追求して
相棒のFBI捜査官・マディの遺体が見つかり
ラスクは窮地に追い込まれる。
さらに全財産を天才ハッカーのデイウォンに奪われてしまい
逃亡資金にも事欠く事態に陥った。
そこで仕方なく別居中の妻の家を訪ねて、何気なく現金を借りようとするが
強く理由を知りたがる妻に、ついに全てを打ち明ける。
I’m sorry. I know it’s late, but I need to ask a favor.
すまない。 こんな遅い時間に、だが頼みがある。(ラスク)
I need to borrow some money.
金を貸して欲しいんだ。(ラスク)
(中略)
What is going on?
一体どうしたの?(別居中の妻)
Mm. Nothing. I’m just short on money, like I said.
別に。 ただいま言ったように、ちょっと手元に金がなくて。(ラスク)
(中略)
…I killed my partner. Okay?
・・・相棒を殺した。(ラスク)
I was on the take.
賄賂を受け取ってた。(ラスク)
Every one I know is on the take, so I wanted in… just once.
皆がやってたから、俺もと思って、一度だけのつもりで。(ラスク)
Just gonna do it once, then quit.
一度だけ、それですっぱり止めるつもりだった。(ラスク)
But she found out, and she was being clever,
だが相棒にバレた、彼女は切れ者で(ラスク)
she was a real go-getter,
やり手だったからね。(ラスク)
and she put me in a bad spot, a real bad spot.
で、俺は追い込まれた、かなりまずい立場に。(ラスク)
short on~「~が不足している、~が足りない」。
そして on the take は「賄賂を受けて、自己利益を追求して」。
権威ある地位の人が、その地位を利用して犯罪者、
または犯罪的行為に便宜を図る見返りとして、金銭を受け取る、
これが on the take の定義ということです。
Every one I know is on the take(自分が知っている人は皆収賄をしている)とは
話半分としても、マイアミデイド郡のFBIオフィスは困ったもんですね。
go-getter「仕事をバリバリこなす人、やり手、敏腕家」。
直訳すると「行って(手柄や成果を)獲得する人」ということで
精力的に仕事や目標に立ち向かう人、自ら進んで行動する人、という感じです。
put someone in a bad spot「(誰かを)まずい立場に追い込む」。
妻からありったけの現金を借りたラスクは
ここから全力でFBIの追手から逃亡を図るのでしょうが
捜査官同士の攻防が楽しみです。
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